2010年9月13日月曜日

アトピー 食事

アトピーと食事について、

けっきょく行き着いたのが

「その時 食べたいものを 食べる」ということ。


なのですが、そこに行きつくまでのことを書こうと思ったら
かなり長編スペクタル?になってしまってまとまらず、、、
アップが遅れてしまいました。



除去食?


たとえばもともと外食ばかりとか、
肉食や加工品・インスタントものが多かったり
ジュース類をがぶ飲みしていたり、
そんな方は、
食事を改善するだけで、ずいぶんアトピーの症状も
よくなると思います。

そうした食事は、食べ物を食べているというより、
化学薬品を大量に摂取しているのと同じだから・・。


生命のあるものを食べるようになるだけで、
あきらかに身体が変わります。

じじつ、私も東京で独身生活をしていたときはそれは
目も当てられぬほどひどい食生活(コンビニ弁当、外食、
ヘビースモーカーで大量飲酒!)だったので、
ひどい冷え性、に慢性腰痛、偏頭痛と身体はボロボロ
でした。。


ところが今はほぼ菜食、加工品はほぼゼロ、
外食もほとんどしないし・・・
とけっこう優等生(?エヘン)な食生活になっていたので、
これ以上どうせぃと?という感じで。



もちろん厳格なマクロビ食や、菜食を徹底して
調味料や素材にもとことん拘って極めていく道も
あったのですが、そうするとどうしても、
「あれはダメ、これもダメ」となっていってしまう気がして・・・・

じっさい、症状がよくならないからということで、
どんどん除去していって
「小麦もダメ、たんぱく質全部ダメ」
なんてことになってフラフラになってしまった・・・という体験談なども
目にし、うーん、それはちょっと違うよなぁと思ったのです。

私の場合、たんに‘めんどくさがり’というのが一番大きいけど、、、


子供のころも、母は除去食はせずにいてくれたおかげで、
好き嫌いもなく、いろんなものを美味しくいただけるようになったこと、
感謝しています。


でも一番ひどいときは、以前も書いたように
さすがに動物性一切ナシの完全菜食にしました。

じっさいに動物性のものを食べると、身体が激しく拒絶反応を
示したのも事実。

激しいカユミや、浸出液がジワーーーーーっと出てくるなど、
即効の反応でした。

肉・卵・バター・乳製品一般×
ソフトクリームなんて××

あと普段大丈夫だったのに、この時は
もち米、ピーナッツ、唐辛子系メニュー(キムチ、エビチリなど)も×

もちろん市販の甘いもの類も、×


そして、玄米も控えていました。


玄米について



じつは急性増悪になったとき、「玄米をやめた方がいい」とアドバイス
してくれた方が2名ほどいらっしゃり、私自身も言われる前に、
「あ、玄米は止めておこう」、となんとなく思いました。


というのも、「玄米が悪い」のではなくて、玄米の持つ、
強力な排毒・解毒力を考慮してのことです。


じつは今年の1月前後から、それまで古代米なんかと一緒に
‘白米に混ぜる’感じにしていたのを‘完全玄米’に変えたのです。


そうしたら、もう驚くほどの快便に・・・・・!

とにかく食べる量は減っているのに(玄米食になると実際少量で満足感が
得られます)、便量が多く、気持ちのいい排泄ぶり。

便となって体内に溜まった不要物がどんどん排泄されていくのを
感じていました。

それに伴って、体重もどんどん落ちて、最大5kg減まで
いきました。


と同時に自然農のにんじんジュースや、ごぼうをとにかくせっせと
摂取していたので、そのデトックス力と、何かのアレルギーが重なって
増悪、ということになったのでは、とふと思ったのです。


症状が落ち着いてからは、また少しずつ、白米に混ぜる方法で
玄米食を再開しました。


しかも完全無農薬の自然農玄米。


玄米を食べると、やっぱりパワーが違います♪


ということで、
「アトピーの人はこれは×」という除去食はせずに、
じぶんの身体の反応を見て、ダメだな、と思ったら
止める、という風にしました。



世界は砂糖でできている?!


「みなさんけっこう玄米・菜食とか肉断ち、魚断ちはできるのに、
甘いものにはルーズなんですよねぇ」

とは薬剤師の遠藤さんに言われたこと。



~甘いもの断ち~


女性はとくに共感してくれる方が多いんですが、これが意外と
ムズカシイ!!のです。

とにかく「甘いものを控えろ」ということは、いろんな方に
口を酸っぱくしていわれました。

糖はすぐに血球にくっつくので、血液ドロドロ効果満点。

ドロドロになると末端の毛細血管まで血液がいかなくなるので
皮膚の疾患には最悪な状況になる、ということでした。

甘いもの好きの人には、冷え性・肩こり・頭痛持ちが多いのも
納得です。


わたしはそこまで甘いもの好きというわけでもないのですが、
いざじゃあ「砂糖を断ってみよう!」と思ったところで
これが非常にムズカシイ。

だいいち、煮物でもなんでも、料理にも砂糖はけっこう使うし。
ソース、ドレッシング、ポン酢、食パン、煎餅、
ぜーんぶ砂糖が入ってる・・・


いろいろとお付き合いのなかで、甘いものを頂いてしまうことも
しばしば・・・・

ダメだとわかってるのに、つい一口・・・と手が出てしまう。


これも砂糖、あれも砂糖。

ノンシュガーといって、人口甘味料は砂糖以上に良くないし。

わたしたちはいかに、砂糖に囲まれて生きているのか、
いやというほど実感しました。


そして、今出回っている「果糖・ブドウ糖液糖」というもの。

これが白砂糖以上にサイアク・・・

糖分は芋やお米にも含まれていますが、体内で段階を経て
果糖やブドウ糖になって吸収されていくわけですが、
この段階を経てできるはずのものをダイレクトに身体に
入れるのだから、あなおそろしや。

いま漬物でもなんでも、みーーんなこの果糖・ブドウ糖液糖、
入ってます。。


でもおかげで、マクロビ風メープルシロップクッキーを
自分で作ったり、小豆を自分で煮たり、かぼちゃのケーキを作ったり。

どうしても甘いものが食べたい時は、お菓子作りとは
縁のない私が、せっせと作り始めたのも、ありがたいことだったのかも。


ところでこの
「甘い」
という漢字。


落とし穴になっているの、ご存知でした・・・?

そしてご丁寧にふたまで閉めてあって、一度入ると出られないように
なっている・・・・


あぁおそろしやおそろしや。

甘いものは恐ろしい。

みなさんも、お気をつけて・・・

ということで、
基本として気をつけたことは

1、よい油をとる

市販のサラダ油は劣悪なものが多いので
きちんとしたメーカーのオリーブ油を使う。

さらに外食すると、粗悪な油や、古い油を大量に使っていることが
多いので、やはり外食は控えたほうがいい。


2、糖類(白砂糖・加工糖)をとりすぎない。

家で使うときは甜菜糖、はちみつ、メープルシロップなど。



この2点。

あとはよい玄米を食べて、野菜・海草たっぷり食べて
たまに肉や魚をとれば十分。


日本の伝統食を摂っていれば、むずかしいことはきっと一切いらない。


昔の日本には砂糖なんてほとんどなかったし、自然の甘みをつかって
とても美味しいお菓子なんかもつくっていたんですよね。


マクロビオティックも基本は昔の日本食だし・・・・

きっと雑穀をもっと取り入れたほうがいいんだろうけど、
まだ雑穀は未知のわたし。。


でも実はNatural Studioさんでの和ヨーガで、雑穀料理の先生が
参加してくださり、雑穀スイーツも作ってくれたりと、
雑穀とのご縁も少しずつ出てきそうで、これからな感じです♪


もちろん玄米も野菜も、無肥料無農薬の自然農のものが
イチバン!と思いますが、その人のできる範囲でぜんぜん問題ないと
おもいます。



「その時 食べたいものを 食べる」

もともとそういう方針?でしたが、それをさらに確信させてくれたのが
その時食べたいなぁと思ってよく口にしていた食材、
薬膳の案内を見てみたら、まさに私の体質に必要なものばかり
だったんです。

そんな知識なんてぜんぜんなかったのに、身体が欲していたものは、
やはりその時の身体に必要なものだったんだ、と
再度しっかり確認できたから。


たとえばマクロビ食では、陰性のものをなるべくとらない
ことを勧められているけれど、わたしは陰性が足りない体質だから
陰性のものもある程度とった方がいいみたい、とか。


「身体の声を聞く」


やはりここに行きつきました。

わたしの場合、ケチな知識や、下手な情報などに振り回されずに、
いちばん賢い身体に聞くのが、一番効く。

それも欲望からではなく・・・というところがポイントですね。

TVで観て、美味しそう~と思って食べたくなるのは×(笑
無意識に、食べたいな、と思ったり、自然と手が出るもの。


あくまでも、私の場合ですが。


ただ、
上にも書いたように、一番症状がひどいとき、デトックス真盛りの時は、
「小さくなった」なんていわれるほど体重も落ちてしまいましたが、
だいぶ回復してくると、おそらく動物性のたんぱく質の力も要したみたいで、
不思議とお肉も食べたくなったのでした!

そういう時は不思議と食べても症状が悪化するようなことは
なかったんですよね。。


でも基本的に肉食をしない理由は、いくつかあるのですが
(自分で殺せないもの、
 地球に負荷のかかるもの、
 あきらかな毒物(農薬を使ったキャベツですら、残留毒素は鶏肉の1000万分の1とか!)
 はとらない。など、、)

食事の基本ラインについて、この本↓がとても自分の考えていることに
近かったし、本自体もとても興味深いものでした。

ご興味のある方は、ぜひ・・・・・





食事。

たしかにとっても重要です。



でも食事がすべてじゃなかったんだ

という新しい気づきもあり・・・

何を食べるか、というのと、いつ食べたのか。

‘いつ’というのが、身体のバイオリズム。


バイオリズムについて、次は書いてみようと思います。

4 件のコメント:

  1. う〜ん、甘いものを断つのは難しいよね。
    ほんと、タバコは簡単にやめられたのに、砂糖は麻薬じゃ。

    食事に関して最近思うことは、食事量かな。
    無駄食いしないように心掛けることにしてる。
    身体にとって必要ないものは食べないようにしたいな。
    でも実際はクッキー食べだして止まらなかったりしちゃうけどねw

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  2. ほんとほんと、一億総シュガージャンキーですな、、、

    そうですね、確かに量はとても重要で、しかも私が一番不得意なところかも!
    なんせ大飯ぐらいですから・・・

    気をつけます(笑)

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  3. ドルフィン2010年9月26日 19:38

    ドルフィンです


    なるほど~~~とすべて 腑に落ちました。


    私は和みのヨーガやって 体の声を聞くということが2年ぐらいして判ってきて、そうすると 色々なことが解けて来て


    自分の中の欲するものが一番必要なこと・・・・みたいな感じですよね。それは食べ物だけでなく、本でも 友達でも 仕事でも、睡眠時間でも・・・・何でもみたいな気がします。

    ここ暫らく発酵玄米食べていませんでした。


    この日記読んで あの快便感を思い出しましたヨ!

    ビールは喉ごし、玄米は快便感 ですよね。


    書きついでに、

    最近 心って何処にあるのか・・・???は
    皮膚や内臓(大腸直腸肝臓脾臓とか・・)や肛門や舌とか
    足の裏とかという気がしてきました。ひょっとしたら細胞ごとにいるエネルギーの発現のミトコンドリアの隣にいるのかもしれないな~なんて。

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  4. ドルフィンさん、

    コメントありがとうございます♪

    細胞ごとに心が・・・・・?!
    すごく驚きだけど、なんかそうかも・・・・

    ほんとに心ってどこにあるんでしょうね。
    あらためて。
    考えちゃいました・・・・


    わたしたちは自分が思っている以上に繊細だし、そしてそれ以上に強いですよね。

    心はぜんぜん気づいていないけど・・・

    あぁ不思議だ~~~

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