2010年8月12日木曜日

虫愛づる姫君



「あなをかし」


<虫愛づる姫君>は『堤中納言物語』にあるお話ですが、
蝶を愛でる姫君の隣に、鳥皮虫(かわむし=毛虫)を可愛がるたいそう風変わりな
姫君の言うことにゃ

「この思慮深そうな様子がなんともいえず奥床しい」



アロエ姫君もすっかり虫さんたちの虜でござりましては、
ことの発端、学童の男わらわに
「先生の畑にすいか置いときゃ、カブトくるから捕まえてきて」
というからに、しぶしぶ殿にお願いすれば、
さっそく捕まえてきて一晩あずかってみたらあなをかし。


なんともらうたしこと、この上なし。


ほんと、かわいいんですわ、これが♡




8歳男児と同じ感覚を持つ、ミソジな自分をおぼつかなし
と思うところに、この姫君のお話、心落ち着かれたし。



永遠の女神ナウシカも、この姫君をヒントに生まれたとかなんとか。

続きは二の巻に語られているはず云々・・・

2010年8月7日土曜日

ヒロシマ ナガサキ White Light / Black Rain

昨日はナチュラル・ストゥーディオさんで、キャンドル・リレー・ナイト。

被爆されたお父様のお話をしてくださった方、
そしてクリスタル・ボウルの演奏・・・

クリスタル・ボウルは初体験でしたが、音に身体をゆだねたら、
最後はPeaceなエネルギーが身体をものすごく循環しているのを感じ
うれしいおどろき。

心はまだ・・・・ぜんぜん追いついていないけど、
身体はほんとうにすばらしいですね。

昨日という日は、いつの頃からか私にとっても大切な日。

2008年に書いた日記を、また転送させてもらいたくなっちゃいました。

世界平和をかなえるのは、たった一人の平和な心から・・・

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

だれでもキレイなものだけを見て生きていきたい。

なるべく不幸な事や、汚いことから遠いところに自分がいると、

思いたい。

幼いころ観た「はだしのゲン」は悪夢だった。あまりにも強烈で、

もう2度と観たくないと、潜在的に思っていた。

長崎の原爆記念館は二度と思い出す事のなかった、

修学旅行の思い出。



けれどこのドキュメンタリー映画が公開されると知り、観ようと強く思った。



監督は日系3世のアメリカ人、スティーヴン・オカザキ氏。

被爆者の「証言」と、原爆投下の正当性を疑わない米国軍人の「証言」。

外見はたとえ化け物のようになってしまったとしても、

被爆から子供をつくると奇形が生まれると知り

一生独身でいなくてはならなかったとしても、

母親を目の前で一瞬にして黒こげの灰にされたとしても、

「生きる勇気」を捨てなかった私達日本人の先輩達。

そして「正義のためにやったこと。後悔も同情もない」と言いきる'正義の'執行人たち。





しかし終戦当時の「(米国)軍人さんは優しかった」と、被爆者たちは言う。



爆弾を落としたのは誰? 何処の国? なんのため?

誰でもない、どこの国でもない、何者でもなく、'幻想'のため。



幻想から目覚めなくてはいけないと、私達の愛する音楽は教えてくれる。



現実的なことでいうと、落としたのは'国の司令塔'。司令塔を選ぶのはその国の

国民による選挙。

自分のできることをする。当たり前すぎて見過ごしがちな事が多すぎるみたいだ。





この今の豊かなわたしたちの国は、わたしたち--戦争を知らない世代--が作ったものではない。



どうでもいい事柄に、日常を支配されて、本当に「たいせつなこと」は

いつも埃まみれ。

忘れちゃいけない。少なくとも私は、そう思った。


Everyone wants to live to see only a beautiful thing.

Everyone wants to believe that We're far from misfortune & dirty things…



I saw the Movie' Barefoot Gen'(about atomic bombs) when I was young,but it was tooo much shocking for me, so since then I'd rather liked to forget than thinking about it.



But when I knew this movie ' White Light/ Black rain' will shown, I decided to go and see. I have to.



This documentary movie made of the testimony of Atomic bomb Victims and of executioners.

It's show me that how misery the war and A-bomb again,

And I was proud of all our Japanese who decided to Live.

Though,,,

suffered burns over his half body like grilled fish,and had keloid awfully.

Though,,,

Because of bombed, she have to give up have a child in her life… don't make a deformed child.

Though,,,

It's turned into Ash in an instant her Mother…

Though,,,

They were victim of most dirty terrorism.





The other side, They, executioners said

' I just accomplished a duty for end of War.

It's for justice.

I have no regret and Sympathy for them at all.'





I'd like to say not only Fear/Misery of WAR and A-Bomb,also wake up from illusion of Babylon.

Reggae is always asking us about it.



I just…don't want to forget.

Good Over Evil.

Rest in Peace. Bless.