2011年4月28日木曜日

はろ





あーなんだかんだ言っても畑に行くとこんなステキな紅さした
お姉さんに会えます。

今年お初のバッタさん。

かわいすぎる・・・・



「はろ」

と小声で言っていました。


こんなところにもぐろーばりぜーしょんの波が・・・・

世界共通言語の英語です。




先週は里イモを植えました。

種芋は全滅ーーーーーー、、、、、と思っていたら
コロコロでてまいりまして、
角はえた薄毛のアカゲザルのようなかわいいおイモちゃんたちが
立派に種になってくれました。


ことしは雨降ってくれよー。





ンニョキッ
と出たのはアスパラ。

いきなりですか?という太さで出てくるのでちょっとビックリ、、、、


みずみずしく美味です。


昨年はアトピーの激悪化で、畑仕事も楽しめず、つらい春でしたが
ことしはおかげさまでアトピーも全くでず、楽しい春。


アトピーのこと、また後で書こうとおもいます。

2011年4月27日水曜日

アロエちゃん 非常事態宣言?

いまの日本社会、経済至上主義、ぐろーばりぜーしょんへの
アンチテーゼであり、

唯一のほんとうに環境に負荷をかけず、自然と調和して
人として生きていける道と確信した
「自然農」という選択、そしてそれを実践すること。


そして社会をどうこう言う前に、まず自分自身を見つめ、
浄化すること。


ただそれこそが自分にとっての平和活動であり、環境運動であり、
生きかただと思って日々生活していました。


何が起こっても、ただそれは「起こっていること」。

常に動揺せず、ぶれることなく、ただ生を全うする。


ヨーガとしての生きかた。



それでいいと思っていました。



でも・・・・・・・・・



「日々お金儲けに一生懸命な人たちは、昼夜問わず、
 寝食もそこそこに必死にがんばっています。

 その反対に、平和を願う人たちや、環境問題に意識を向けている
 人たちは、ただ静かに、なんとなく、思っている人が大半です。

 その比率でいえば、後者のほうが、おそらく圧倒的に多いのですが、
 その‘がんばり度’にあまりにも差があるので、
 世界は前者にひっぱられています。

 だからこそ、後者の人たちが、ほんの少しでもいいから、
 もう少し大きな声で、それぞれの想いを伝え合っていけば
 世界はもっといいほうに、変わっていくのではないのでしょうか?」


これは地球村の高木さんが仰ったということを、先日
Natural Studioのマキさんから伺いました。
(文面はわたしの解釈ですが・・・)


そうだよなーーーー、たしかにそうだよなぁ!


とほんとうに思いました。

そして今こそ、ほんのちょっとでもいいから、みんなの声の
ボリュームを上げるとき。ですよね。





自然農や和みのヨーガに出会う前まで、
私はほんとうに批判的な人間でした。


批判的な人間が往々にしてそうなように、ただ何もかもが批判の対象
になりますが、批判しているだけで何もやりません。

批判することに自分を消耗していき、とても疲れて、余計に
いらいらして、批判する気持ちがどんどん膨れ上がっていきます。


今の社会や世界の情勢を知れば、危機感を持つのは当然でしたが、
それをどうしたらいいのか全くわかりませんでした。


そして結局、批判することの無意味さ。
批判は破壊だけして何も創造しない、無力さに気付かされ、
生きかたの変換を余儀なくされた・・・・。


そして今、私個人としてはほんとうにありがたいくらい
毎日幸せな生活を送っています。



でももし仮に、こどもができて、その子ども、孫の孫の時代に
なったとき、もうその時代には、完全に地球は汚染されきって、
自然は破壊され、暴力が充満し、指が6本7本あるのは当たり前なんて
いう世界になっているかもしれない。

でも反対に、地球の汚染は食い止められ、今よりももっと自然が
復活しているかもしれない。



どちらに行くかは、今生きている私たちにかかっている。


そのためには、ただ幸せを享受して、平和呆けしている場合では
ないのではないかと、またあらためて思いました。


ただ畑にいるとき、お風呂に入っているとき、
ふと、地球と自分はひとつなんだと感じました・・・・・


そしてみんなとつながっていて、たぶんみんなひとつです・・・・



自分を愛しているので、みんなも地球も愛おしい。


自分のできることを、孫の孫の世代にまで、
この地球が美しくあるように。


遅ればせながら・・・・・・
ようやく、
あえて非常事態宣言。



神様は今回、日本を選びました。
わたしたち日本人を今、選びました。
私たちは、選ばれました。


世界を地球を美しく調和させる力があるよ、と。


日本語にはその昔、

「私」
「自然」

という言葉はありませんでした。いずれも外国語の
翻訳としてできたといわれています。



すべてが渾然一体で、調和した民族でした。

それが日本人なんだと思います。




下記の署名は4月30日まで期限が延びました。

どうぞ情報による判断ではなく、
自分の胸に答えを聞いてください。

日本人の私たちはきっとよい方に動いていきます。


そして私はやはりひたすら自然農と自己浄化をおこないます。


どんなに小さなエネルギーでも、ゼロと1では違うということを
信じて。

2011年4月25日月曜日

署名

わが国も、わたしたち国民を混乱させないように必死に動いてくれているんだと、
信じたい。



でもこの国は子供たちをほんとうに守る気があるのかは、残念ながら、
信じられない。


真実がどこにあるのか、追及する気持ちはない。
それはどこにもないし、みんな一人ひとりしかもってないから。


でも20mシーベルトがほんとうに安全かどうかということよりも、
もっと大切なことが抜け落ちていると思う・・・・・・



私にはまだ子供はいないけれど、日々こども達と接していると
さすがに流せないです。



Natural Studioさんより転載です。

======================
こどもたちが危険な地に置き去りにされています。
4月21日院内会議の様子が観れます。観てください。
自然農を川俣(飯舘のお隣)でされているやまなみ農場の佐藤幸子さんの訴えから始まります。

http://www.ustream.tv/recorded/14169488


それから、政府が学校などの利用判断の目安として、
20ミリシーベルトという基準を通知していることの撤回を求める緊急
要請のお願いがあります。

個人でも団体でもオンラインで連名していただけます。

皆さんご存知の通り、一般人の許容量の20倍であり、感受性の高い子どもである
ことも考慮されておらず、非常に憂慮されるべき事態です。 なのに、
今まだ沢山の子どもが学校で缶詰になっています。

署名にご協力ください。そして、下記をどんどん転送してください。
よろしくおねがいいたします。

http://e-shift.org/?p=166

2011年4月14日木曜日

アフリカ ギニアの写真集 on Flickr

まだ途中ですが、時間をみて合間に少しずつ
アップしていきます。

ぜひ全画面でどうぞ!(右下角クリックで)



All Photo by 石田アロエなつき

2011年4月13日水曜日

こんなときにこそ 和みのヨーガ

震災後、みんな何かとストレスにさらされています。

哀しみ、不安、無力感・・・・・


体じゅうに沢山コリとなって色んなものがくっついて
ガチガチになっている方が多いかと思います。


チェルノブイリの原発事故の時も、癌、白血病患者が
増えた要因として、「精神的なストレス」をあげている専門家も
いるそうです。


全てはじぶんの心しだい。



でも気持ちを変えるのはムズカシイ・・・

こんなときだからこそ、
まずは身体の緊張に自分がきづいて、手放していく


和みのヨーガで、ゆったり手当て。

やりましょう!




詳細は「和みのヨーガ・クラススケジュール」より



さらに。

「チャリティー和みのヨーガ in 銀座」のお知らせ。

ガンダーリ先生より、以下転載いたします。

被災につよい こころとからだをつくる

『日本人の体と心に合わせた健康術』
Powered by “operation KIBO”日本の夜明け塾

日時:平成23年4月29日(祭日)14時~16時半(開場13時45分)
場所:銀座4丁目交差点 サッポロ銀座ビル 8F (銀座ロイヤルサロン)
東京メトロ銀座駅A3出口上がってすぐ左 TEL03(3572)1601
参加費:3,000円(ペアチケット5,000円)
是非大切な方とご一緒にお越しくださいませ。
いただいた参加費は、この度の被災地ボランティア活動のために使われます。

3月11日の大震災から多くの不安や心配のニュースが流れています
世のなかが大きく変化する中見えないストレスを少しずつ感じています。

自分からじぶんへ自分から家族やたいせつな人へかんたんに、
一緒にできる 『和み(なごみ)の手当て』

日本人の賢く生きる智恵のエッセンスから産まれた

『からだの緊張をほどいて、心をケアする手当て法』
今この時に、必要なコミュニケーション いまここから始まります。
自分と大切な誰かを癒すために。

ガンダーリ松本氏【和みのヨーガ創始者】
和みのヨーガ研究所http://nagominoyo-ga.com/
ガンダーリ松本創造の和・携帯サイトhttp://heart-village.net/wa/
著書ー「和風ヨーガ」日本人の体と心に合わせた健康術ー講談社+α新書
かんたんソロワーク 共感協調のペアワーク
≪内容≫和の呼吸とリズムを融合した手当て法。
お互いの治癒力を高めるかんたん癒し法

主催:operation KIBO・日本の夜明け塾
協賛:株式会社アイランドエコロジー・日産グローバル株式会社・国際児童基金
定員がありますので、事前(慈善)にお申し込みください。

以上です

申し込みは、

gandhari2012@hotmail.co.jp
k47546976@docomo.ne.jp

2011年4月12日火曜日

日本と日本人のわたし

3月11日、わたしたち夫婦はアフリカのギニアにいました。


電気は2,3日に1度、6時間くらいしかこないし、
水は毎日井戸から汲む生活がアタリマエの国。


このことは、きっと何か意味があるんだろうと思いますが
まだよくわかりません。






原発の事故。


もちろん東京電力の責任はあると思いますが、
この日本で、原発を必要としていたのは
まぎれもなく私も含む日本人のみんなです。


何もかもが行き過ぎている日本。



自然農をする私たち夫婦を、イシちゃんが手伝っている
慣行農法のお父さんは
「生まれてくる時代を間違ったねぇ」と言うけれど、
今の時代に生まれたからこそ気づいたんだよね。
「もうちょっと戻って、もうちょっと自然に寄り添ったほうが
 いいよ」と。



原発事故は必然だったし、今でなくてもきっといつか
起こった事なのかもと思います。


その昔、天災は、神の、もしくは大地の怒りだと思われていた。

風神雷神・・・・



でも今は「カガクテキデータ」を元にいろいろ左脳でいじくられ、
神の怒りはどこかに追いやられてしまったけれど、

わたしは天と地の怒りと哀しみを感じる。



なんだか学童保育のこどもみたい。

サミしさやカナしみを、うまく表現できないで
怒りとともに泣きながら暴れるこどもたち・・・・・・・・

「気づいて」



無意識のところから、メッセージをだしてきます。





自然という神を前に、
私たちは本当にちっぽけで無力な存在。


だけど、ひとつひとつの命は本当にユニーク。
唯一無二かけがえのないもので、同時に
なによりも尊いもの。


その命たちが、2万個以上も、いっせいに逝ってしまった。


きっと死ぬのは怖くないような気がするけれど、
残していくもの、愛する人を思えばこそ
命の最期は寂しくて悲しい気がするから、



わたしたちも悲しいのはしょうがないよね。と思った。


先週までなんか悲しいキモチが消えなかった私も、

みんなが喪に服してもいいではないか、と開き直ったら
少し楽になった。





生きているわたしたちの世界はムジュンという原料から
できています。


原発は反対して、計画停電には腹を立てる矛盾。


矛盾の中に正義を見つけようとしても、また矛盾を
見つけるだけ。



人って本当に感情的な生き物だなぁと、我ながらつくづく
思いましたね。

ぜんぜん理性的じゃないです・・・・・・


地震のように情報に感情を揺さぶられ、
津波のように感情に飲まれる・・・・・

不謹慎だけどほんとうに。



有事がおこると動物は「闘争か逃走」を選びます。


動物としてもちろん種の保存のため。

人は愛するものを守るため。


今まさにその動きがうずまいています。




どちらにも行かないとき、固まります。
殻に入ります。

もしくは根を生やします。





もし将来、わたしは新しい未来に生きる命を、
この身体に宿すことができるのならば
もしかしたら、今、もう
逃走したほうがいいのかもしれない。。。


オンナは感情で動くから、一人だったらとっくに
どっか行っちゃったかも。


でも将来君はどしんとして、まったく動じる気配なし(笑


ただただ翻弄される私を見て、
まずは冷静に放射能について知ることを勧め、
怯えてキャンキャン吠える私を鎮める手腕はさすが(笑


レベル7ということですが、
放射能について、みんな自分でいろいろ調べてみると少し
気持ちが違うと思います。


いろんなソースから。

一人の人の意見ではなく。






そして畑にいくと、ミョウに安心する。

アタリマエに草が生えてきてて、カブや小松菜は菜の花つけて
種のこし。

冬眠から目覚めたばかりのまだ茶色いカエル君たちが
ぴょんぴょん跳ねる。




自然はそんなにヤワじゃない。




さてもし今後原発が爆発して、完全にこの土地が汚染されても、
じゃあどこに行くのか?



ここを捨てて我が身安全な場所へ、国外へ逃げるのか?



そのときになってみないとわからない。




ほんとうに正直いうと、原発事故を聞いたとき
「専業農家じゃなくてよかった・・・」と思った。


でも同年代、もしくはもっと若い子達で、千葉の近所で専業農家
をしているみんな(しかも赤ちゃん連れ多し!)の、
地に足つきっぷりをみて、ほんとうに自分がハズカシーと思った。


わたしはここで自然農をつづけます。
とりあえず今は根を生やします。



私たちの畑にも、春が少しずつ目覚めています。

ゆっくり ゆっくり

・・・・・・・・・・・



ギニアに行って、まだまだ自分がいかに左脳人間だったかを
またあらためて感じました。


魑魅魍魎とともに暮らしているボラ村の人たちは
同じヒトとして、逞しく美しかった。



日本に生まれ育った私は、やはり日本人で、
この国を愛しているし、好むと好まざるとにかかわらず
きっと死ぬまで日本人だから。



いつも黒い人たちの国に行くと、母国日本に帰りたくなくて
仕方なくなる私ですが、今は自分たちの畑があると思うと
こどもを思うような気持ちで日本に帰りたいなぁというキモチが
あることを不思議に感じていました。


うーんでもやっぱり第三世界が好きだけど。。

ものは少ないし、不便だけど、人がいっぱいいて
篤いココロがぶつかりあう毎日。
どうしても惹かれる。


しょうがないね、ムジュンの世界。



でも心の奥には、日本に生まれて、日本人でよかったな
と思う自分もいる。
これもやっぱり宿命だ。


いま色んな迷いの中で、色んな決断をしている人がいると思うけど
それはやはりそうなるべくしてそうなっているんだと思う。



日本はこれからどんどん変わるだろうな。

きっといい方に。



すべてはよきことの為の必然だから。