2011年7月15日金曜日

against は疲れるけど

何かに反対するというのはとても疲れますね。。

でも疲れるなんて言ってられません。今は非常事態。

遺伝子組み換え作物についてのパブリックコメントがまた募集されていました。


でも前回はもの凄い反響があったようなのに、今回は水を打った後のように
世間が静まりかえっている・・・・・・

隔離圃場での使用のみの承認だから・・・・?


それにしてもおかしい。。。


遺伝子組換えダイズ及びトウモロコシの第一種使用等に関する審査結果についての意見・情報の募集(パブリックコメント)について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/110630.html


「組換えDNA技術によって得られた生物を含む飼料の安全性の確保に支障がないものとして農林水産大臣が定める基準」に関するご意見・情報の募集(パブリックコメント)
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/tikusui/110708.html



パブリックコメントというのは、専門的な知識をもって論理的に反対意見を言える人
のみが投稿権利がある、というような事をどこかで読みました。

しかし、


原発について「専門的な知識を持って論理的な反対意見を言える人」なんて
そうそういたかしら?

それ以外の人はただ黙認するしかないなんておかしい。ですよね?



一本の木をみて、シンプルに思う。

春、冬の間じっと耐えて蓄えていたエネルギーを、爆発させ
青い葉を生い茂らせる

夏、豊かに茂った葉は、直射日光が足元の土にあたらないように
やさしく大きな傘となり、
太陽のエネルギーを存分に浴びて、たっぷりとそのエネルギーを取り込んでいく

秋、たくさんの陽を浴びたその葉っぱたちは、役目を終えて
静かに地面へと下りていく

冬、裸になった幹、枝は、冷たい外気に当たる面積を最小限にし、
地面へと降りた葉たちは、暖かくその足元を覆い、凍てつく寒さから身を守り、
やがて土に還り、朽ちてその栄養となる

その身にはたくさんの命を宿し、またはその住処となり、集いの場となり
そして空気を清浄し、かぐわしい香りを放つ

とても美しいその1本の木






1本の木も、だれに教わらずとも、じぶんの命を守り、健やかに育つ
術を知っている。


それは命に刻まれたDNAがあるから。


自然にはすべて、その命を守り、健やかに育つDNAがあるのに。


感情論ではなく、科学的に、実際的にもっと遺伝子組み換えについて
知りたい方は、いくらでも調べることができます。


どうぞ目を背けず、原発問題に学んだ失敗を、わたしたちが繰り返さないように・・・

どんな意見でも送っていただける方が多くいることを
祈ります。





ニラのお花

遺伝子組み換え食品、食糧安全問題の専門家、安田節子さんのブログ記事
http://www.yasudasetsuko.com/diary/2011_06.html#08

以前のブログ いじめと食べ物 その種 そして戦争 http://henodiary.blogspot.com/2011/05/blog-post_28.html

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