2014年5月10日土曜日

森のようちえん

森くん、森のようちえんデビュー!


妊娠する前からその存在を知って、こどもがもし生まれたら、ぜひ行かせてあげたい!!
と思っていたのです。

いろいろ調べたら、市内には無いのですが、車で20分ほどの四街道市に
あることが判明!!

しかも1歳児から週1の自主保育という形でやっているとのことで。

これは行かねば~~~~と先日初めて体験してきました。



 
今はドクダミの新芽や、よもぎの新芽でフレッシュな草の匂いを
胸いっぱいに吸いながら、こーんな草山を登ったり。



こんな泥の坂をおしりで滑っていったり。


森の空気はやっぱり違うね。



お散歩おわって、広場に戻ったら、ひろった葉っぱで手作り鯉のぼり~

みんな一生懸命ノリでベタベタやってます。




カッコいい木でできた車を走らせたり~~~


土の上を自分も転がる~~(笑)


体験日ふつかめは、こんな竹林を散策したり。
いやー竹のマイナスイオンはさすがです~


よこたわった大木に、みんなせっせと登ります。
森はすっかり素足くん。


 
おなじ年の男の子とはやっぱり趣向が近いようで、丸太から出てきたキノコに夢中。



 
そしてまた広場に戻ったら、手遊びや絵本を読んでもらい。


半日たーーっぷり遊んで、泥だらけでヘトヘトになって、
最後はまだまだグズっちゃうけど、なんだかとてもきもちいいね。


自分のこどもがもしできたら、
こども時代は、思うぞんぶん、自然とたわむれさせてあげたい!!

これはもう私がずーーーーーっと昔から想い続けていたこと。

できたらトトロがいる森の側に住んで(笑)


せめて小学校にあがるまでは、人間のつくった下らないルールに縛られず、
自然から学び、自然と遊び、こども達同士で、育ちあい、のびのびと自由に
生きさせてあげたい。

早期教育なんていらないでしょ(笑)



母の勝手な願いだけど、理想にだいぶ近い環境に今いることに本当に感謝!

きっと森がじぶんでこのミラクルを叶えているんだろうなぁ~とつくづく思う。



あぜ道に咲くスミレのように繊細に心震わせ、
踏まれても踏まれても決して枯れない野草のようにたくましく、
雨水に打たれて浴びて、グイグイ育つ竹のようにぐんぐんと、

生きていってほしいなぁ、その根っこになりますように。





今日も可愛すぎる森くんです(笑)












2014年4月19日土曜日

宇宙は不思議のままでよか

 田んぼの湧水に、サワガニさんがいました。

サワガニは水質階級Iの指標生物だそうで♡
キレイなお水が出ているみたいです、ありがたやありがたや~~~

湧水のところに置いておいた水龜に、ちっちゃいのやら赤ちゃんやらいっぱいいました。



 ところで、タイトルの

「宇宙は不思議のままでよか」

福岡の松尾ほのぼの農園の、故松尾靖子さんのお父さまの言葉だそうです。

農園に研修に行かれていた方が聞いた言葉として教えてもらったのですが、
私はこの言葉が本当に好きで。



今の世の中、みんな論理的なのがいい風潮で、ぜんぶ説明つかないといかん、
みたいな感じで、わからないことはすぐに答えを求める。





ニンゲン、自分に理解できないこと、理解できない人がいると
不安になります。
不安なままだと辛いので、答えを求める。


納得する答えが得られない場合、多くの場合その対象を批判したり、
差別したり、排除しますね。もしくは真逆に走り、自己否定とか。
あぁつらいこの流れ。


まぁ簡単に調べられて簡単に答えがわかることが多すぎるのかもわかりませんが。




でもわかったつもりでも、私たちには本当にはわからないことのほうが
ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと多くて、
答えなんてないことも多くて、
答えがないからこそ、それをそのまんま受け止めるしかなくて。


 知っちゃいけないこともある気がするし。

でも説明つかないけど、いいものはいいし、ならぬものはならぬってところで

 「なんで人を殺しちゃいけないの?」とか、論理的に説明しても
コドモには通用しないし。



 そんなことをまたつくづくあらためて思う。



ほんと不思議のまんまで、よかよね。ってさ。


自然農の畑では、雑草が元気なところほど、作物も元気に育つ。

草が栄養を取る、というのはやっぱり無いみたい。


不思議やなぁ。



ニンニクも今年は元気です。


 大根の花はなんでこんなにも、こんなにも可憐でカワイイのか。
あぁ誰も説明してくれるな(笑)




 梅の花が散ったら、こんなにもかわいい梅の実の赤ちゃんが・・・・・




 キウイの新芽もかわいいのぅ


 なーんて浸ってると、「出たな!座敷わらし!」
せっかく咲いたチューリップを球根ごと引き抜いた~~~~~~~~~~~~ (((゚Д゚)))
他のは花首おって、ご満悦・・・・・・・・(((゚Д゚)))



ま、カワイイから許すけど(笑)


しかしサワガニだの、オタマジャクシだの、てんとう虫だの、ミミズだの、
森には新しく出会う命たちが、みんなワクワクのようで、見てるこちらも楽しいです。


ほーほけきょのウグイス。
シジュウカラが、ぴちゅぴちゅぴちゅー
カエル、げろげろげろげろ、キジがケーン!と、
 田舎の春はにぎやかです。


いろいろピンぼけすみません。


説明責任負いかねます?!

2014年4月11日金曜日

春!春!春!

春だ春だ春だーーー!
春はやっぱりうれしいのぅ~
地球上の生命が生き生きと、光輝いているよのぅ~

旧暦でも今はまさに「清明」
 
清明とは、春の暖かな日差しの中、
まさに天地万物が清らかな明るさに輝いている様を表す言葉」
 (c)うつくしい暮らし方研究所



 
おうちの前で


小さい人の命も、やっぱしキラキラ輝くのよぅ~

初めて行った森のようちえんで。切り株がタイコ~~!

田んぼで‘とが’に肩車。「こわいー」と言いつつ、うーれしそう♡
畑に出れば、踏み荒らす~~~~(笑)


「かんぽぽ!かんぽぽ!」とたんぽぽを取っては花をむしる(笑)

食べてみたら「ニガイ~」でこの顔。父ちゃんソックリ!(笑)
やっぱりソックリ!?

ん十年、咲いたことのなかったという田んぼの大きな山桜の木が、
今年は初めて咲きました!!

あぁ春はうららうららうらららら~
この世は奇跡の連続じゃ~
あぁありがたや、ありがたや

2014年3月30日日曜日

自然農の田んぼ 始動  懐かしい未来の実現へ!






新しい家と畑に出会い、

ついに出会った田んぼです。(奥の方の耕作されていないところ)


我が家の目の前は、一面ダーーっと田んぼなのですが、
そこは区画整理され、やはりみんな機械を使って、農薬も決まって
ラジコンヘリで散布する田んぼなので、

農薬はもちろん使用せず草も生やすし、田植えも稲刈りの時期も、
慣行農法とはずいぶんずれてしまう私たちのやりたい方法・自然農では、必然的に、
こうした長いあいだ耕作放棄されたような、
機械が入りにくい、谷津田になります。



でも私たちにとってはまさに理想的な田んぼ。
家から歩いて、2、3分。

 

昨年勤めを退職された地主さんが、篠竹が生え放題で、荒れに荒れた
この土地を少しずつ、きれいにして下さり、
せっかくだからビオトープを作ろうか、という話もあったそうなのですが、
現実的に、やはり管理がムズカシイよなぁ、色々やるのに体力もなぁ、、、
というところに、私たちが現れて・・・・・・・

そういう話ならぜひ使ってくれ、という流れになりました。


なんせ、昔はこの奥、さらに100mほど続く、長い谷津田で
それはそれは美しい風景だったそう。


蛍もたくさん飛び交い、生き物が豊かで、サワガニ、シジミもたくさんいたり。


今ではすっかり淋しい荒地と化してしまったこの土地を、
自然農の田んぼで、また豊かな土地に生き返らせよう!
なんだかとってもワクワクします。

 


まずは水の確保。
ということで、井戸掘りをしよう、しかもできるなら業者さんに頼まず、
自分たちで、そして昔ながらの上総掘りでやりたい、と
ワガママな?私たちの希望が、またありがたいご縁で実現していきました。



その前に、石ちゃん父さんが溝堀をしたら、このとおり、
溜まるほど水が豊富な場所で、


そしたらここからも

そこからも湧水が(笑)


井戸掘りはいらないんじゃ?なんて話もありましたが、
夏場はどうなるかわかりませんし、せっかくなので、
まずは土地の神様にお祈り。

この地域では「地取り」というらしく、
お酒に杉の葉をさして、半紙に米を包み、捧げます。



左から地主さん(屋号・むかえんち)、石ちゃん(屋号・ろくえんどん)、
お隣さん(屋号・にぎや)、そして井戸掘り先生Mさん。


お酒を一口飲んだら、お酒と米を、振りまきます。



竹でやぐらを組んで、

塩ビ管を刺しこみます。

にぎやさんが、ユンボで池を掘ってくださるというので、ありがたくお願いしたら
すぐにこんなに水が溜まりました。 



と、ここまでが実は今月頭の話。


でもこうして、地元の方々が、楽しみながら協力して下さるのが
なによりありがたく、心強い。

こういうことこそが、私が望んでいたことのように思います。


といいつつ、実際働いているのはほとんど父ちゃんなわけで、、、、
私は森と、応援隊(笑)

 


でも懐かしい未来へ、まずははじめの一歩。

これからどうなりますか!

楽しみです。




はい、森が登場しないと実家の母からクレームが来ますので(笑)

井戸掘りの先生Mさんが大好きな森さん。

お父さんとMさんが田んぼに行ってしまうと、「いく、いく」とうるさいのですが
あれ?なんか静かだな・・・・・と思って様子を見に行くと、、、、、


Mさんの靴を履いて、歩いてる!(笑)


思わずカメラを取りに(笑)



靴を履かないで外に出ると怒られるので、
わけわかんないこのスタイルでよく登場(笑)





ま、最近しまいにゃ靴下で、エッチラオッチラ元気に徘徊。



梅を見て、その可愛らしさと華やかさにすっかり魅了されていた森。

桜はどんなふうに森の心に映るのかな?楽しみだね。


 

2014年3月21日金曜日

お蔵フェスタ

ことしも大盛況で終わりましたねー、こうざき酒蔵祭り、
寺田本家さんのお蔵フェスタ!

ことしで3回目、アフリカンのチーム、Badenyaもまたライブさせていただきました♪

私もなんと、森をおぶって、ダンサーデビュー(笑)
いやーこんなに楽しそうな顔してるなんて、自分が一番おどろく(笑)



バラフォンも。
練習不足でぜんぜん自信なさげで情けなかったわぁ、、、、
森はぶっちょーヅラだったのね(笑)

 でもずっとおとなしくしててくれました、おりこーしゃんです。


寺田本家さんは、いまや日本でも本当にめずらしく、なんと
種麹から手作りしている酒蔵さんです。

ほかの酒蔵は違うの?というと、日本に数件ある麹屋さんから、みんな
「麹菌を買って」麹をつくっています。


麹ってそもそもなんぞや?というと、始まりは稲についたこの稲麹。

 カビです。

農家的には、稲こうじ病、とかいって病気あつかいされますが、
寺田さんは、この稲についたカビ、稲麹をもとに、種麹菌の培養を試み、
酒造りをされているのです。


もちろん自然のものですから、商業的に扱うのはヒジョーーーーーーーにリスクを
伴い、危険な行為ですので、多くの酒蔵はこのリスクを回避するために
安定した人工的な麹を使って酒造りをします。

(詳しくはこちらからhttp://www.teradahonke.co.jp/ina.html



でもこの自然の麹菌から作られる、使われるコメは自然栽培の、お酒。
これが本物の酒。


力強い菌たちが、ともに共鳴しあい、発酵して、なんとも美味しいお酒となる。
素晴らしいですよね、本当に。


除菌、抗菌と菌をワルモノ扱いするのは、本当に馬鹿らしいです。
アンパンマンも、悪役の名前を変えたほうがいいね(笑)


あくまでも自然の力にまかせて作られる酒造り。
人間は、ちょっと手を貸すだけ。
自然農とおんなじだなぁと思って、深く深く共感し、寺田本家さんには
心からの敬意を表します!



また来年も参加できるといいな。


ところで昨年は、蔵人(元)のなかじさんにご指導いただいていた佐倉伝統芸能部で
民謡を唄わせていただきました。


この時は森、スリングの中で、本番中にスヤスヤ(笑)なつかしいな。



我が子の成長も重ねてうふふで発酵♪

しかも来年は、うふふうふふうふふふ♪