2014年3月30日日曜日

自然農の田んぼ 始動  懐かしい未来の実現へ!






新しい家と畑に出会い、

ついに出会った田んぼです。(奥の方の耕作されていないところ)


我が家の目の前は、一面ダーーっと田んぼなのですが、
そこは区画整理され、やはりみんな機械を使って、農薬も決まって
ラジコンヘリで散布する田んぼなので、

農薬はもちろん使用せず草も生やすし、田植えも稲刈りの時期も、
慣行農法とはずいぶんずれてしまう私たちのやりたい方法・自然農では、必然的に、
こうした長いあいだ耕作放棄されたような、
機械が入りにくい、谷津田になります。



でも私たちにとってはまさに理想的な田んぼ。
家から歩いて、2、3分。

 

昨年勤めを退職された地主さんが、篠竹が生え放題で、荒れに荒れた
この土地を少しずつ、きれいにして下さり、
せっかくだからビオトープを作ろうか、という話もあったそうなのですが、
現実的に、やはり管理がムズカシイよなぁ、色々やるのに体力もなぁ、、、
というところに、私たちが現れて・・・・・・・

そういう話ならぜひ使ってくれ、という流れになりました。


なんせ、昔はこの奥、さらに100mほど続く、長い谷津田で
それはそれは美しい風景だったそう。


蛍もたくさん飛び交い、生き物が豊かで、サワガニ、シジミもたくさんいたり。


今ではすっかり淋しい荒地と化してしまったこの土地を、
自然農の田んぼで、また豊かな土地に生き返らせよう!
なんだかとってもワクワクします。

 


まずは水の確保。
ということで、井戸掘りをしよう、しかもできるなら業者さんに頼まず、
自分たちで、そして昔ながらの上総掘りでやりたい、と
ワガママな?私たちの希望が、またありがたいご縁で実現していきました。



その前に、石ちゃん父さんが溝堀をしたら、このとおり、
溜まるほど水が豊富な場所で、


そしたらここからも

そこからも湧水が(笑)


井戸掘りはいらないんじゃ?なんて話もありましたが、
夏場はどうなるかわかりませんし、せっかくなので、
まずは土地の神様にお祈り。

この地域では「地取り」というらしく、
お酒に杉の葉をさして、半紙に米を包み、捧げます。



左から地主さん(屋号・むかえんち)、石ちゃん(屋号・ろくえんどん)、
お隣さん(屋号・にぎや)、そして井戸掘り先生Mさん。


お酒を一口飲んだら、お酒と米を、振りまきます。



竹でやぐらを組んで、

塩ビ管を刺しこみます。

にぎやさんが、ユンボで池を掘ってくださるというので、ありがたくお願いしたら
すぐにこんなに水が溜まりました。 



と、ここまでが実は今月頭の話。


でもこうして、地元の方々が、楽しみながら協力して下さるのが
なによりありがたく、心強い。

こういうことこそが、私が望んでいたことのように思います。


といいつつ、実際働いているのはほとんど父ちゃんなわけで、、、、
私は森と、応援隊(笑)

 


でも懐かしい未来へ、まずははじめの一歩。

これからどうなりますか!

楽しみです。




はい、森が登場しないと実家の母からクレームが来ますので(笑)

井戸掘りの先生Mさんが大好きな森さん。

お父さんとMさんが田んぼに行ってしまうと、「いく、いく」とうるさいのですが
あれ?なんか静かだな・・・・・と思って様子を見に行くと、、、、、


Mさんの靴を履いて、歩いてる!(笑)


思わずカメラを取りに(笑)



靴を履かないで外に出ると怒られるので、
わけわかんないこのスタイルでよく登場(笑)





ま、最近しまいにゃ靴下で、エッチラオッチラ元気に徘徊。



梅を見て、その可愛らしさと華やかさにすっかり魅了されていた森。

桜はどんなふうに森の心に映るのかな?楽しみだね。


 

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