2017年6月6日火曜日

赤い実

すっかり更新が滞ってしまい、、、実家の母が安否確認の連絡をしてきました(笑)

農作業も4月から3年ぶりくらいに復活して体が追いつきません。
あらためて、常に太陽と大地と共に仕事をする方たちに敬意をはらいたい気持ちです。

でも野良仕事は本当に大好きだなぁとあらためて。


さて、赤い実、というか黒い実。おいしいおいしい桑の実。
なんと桑の木が我が家に3本もあったことを、つい先日知りまして、、、、、
今までいかに駆け抜けて周りが見えていなかったんだと思いました(笑)


お恥ずかしながら、ワタクシ数年前に子供が森のようちえんにお世話になり始めて
初めてこの実を口にしたんですが、


なんとも甘い、深い、優しいお味。
いちごのような酸味はほとんどなく、濃厚な甘みなのに、サッパリしたあと味。

これぞ、自然の甘さ。


たまらなく美味しいですね。


今年はFBなどでも皆さんたくさん投稿されているし、豊作なのかな?

子供たちも夢中になってとっては食べ、木登りもすっかり上達しました。


そしてこの時期の草原で見かける赤い実といえば、こちら。



いわずと知れた?へびいちご。

へびが捕食するような生き物たちが沢山住んでいる場所に出るから
へびいちごって言うんですって。


これは驚くほど、無味無臭(笑)
食べても毒ではないそうなんですが、どうしたらこんなに無味無臭になれるのか!
というほど味がない・・・


でも2年ほど前まではこれも夢中になって食べていた森も、さすがにもう見向きもしません。


「へびいちごはもう旨くないってしってるし」なんて憎まれ口を叩くほどですが、
このへびいちごさん、焼酎漬けにすると素晴らしいかゆみ止めのお薬になるそうなんです。

虫刺され、汗疹、これからの時期必需品ですね。



なのでみんなでこれも摘んで、焼酎漬けにしてみました。





自然界が私の師匠。すべては自然から教えてもらう。
そんな私と同じような感覚のお持ちの、たくさんの先人にもまた多くを教わるのですが、
そのなかの大好きな方の一人、ベニシア・スタンリースミスさんが

「自然界には必ず、その病を治す薬がある」

というようなことを仰っていました。


その土地、その季節。


虫の出る季節になれば、日本ではドクダミが芽生え、へびいちごが出て、
食中毒の心配な季節になれば梅が実る。


全て自然界のものは、無駄ではないんだな~ということを
小さなことでも、一つ一つ体験をとおして
まるまるっと、腑に落ちているような人になってくれたらな、と
思います。


へのへのわらべの活動も、この土地、環境と生活に沿ったものを
さりげなく取り入れてきたいと思っています。





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