2010年4月21日水曜日

急性増悪 でもアトピーが地球を救う

アトピーちゃんのおかげシリーズも頓挫中。

アトピーが急激に悪化しました。


先週末くらいから様子がおかしくなってきて、
今週末には両腕がやけどしたように真っ赤に熱を持って
パンパンにふくれあがり、肘回りも腫れ上がって
肘の内側はシワに沿って亀裂が入りまくり、
腕以外には症状がなかったのに、首から胸元、
おなかと腰まわり、そして太ももまで、細かいジンマシンが
ぶわーーっと広がり。

全身にゾーーッゾーーっと常に悪寒が走るような、へんな感覚があり
体中かゆくて痛くてたまらず、ついに耐え切れずに
月曜日には何年かぶりに皮膚科に行ってしまいました。

お医者さんには
「うわぁ、ひどいね。これは急性増悪だ」
と一言いわれ、最強クラスのステロイド軟こうと、飲むステロイドも出すから
と言われましたが、ステロイドは使いたくない旨伝えると、
「ここまでひどくなったら効かないかもしれないけど。ま、がんばって」
と漢方の軟膏を出してもらいました。

それまではティートゥリーオイルやホホバオイル、熱をとるために
生アロエベラや、将来君がとってきてくれたドクダミの生葉汁でしのいでいましたが
もはや限界に・・・

もしかしたら色々試しすぎたのもいけなかったのかも。

自然のものってやはり刺激が強いですからね。



そしてせっかく漢方の軟膏をいただいたので、翌日は佐倉駅前にある
漢方のお医者さんに行きました。


「お薬をつかわないでアトピーを治癒させたい!」
と強く思っていましたが、じぶんの身体のこととはいえ、
やはりわからないことだらけ。

医者にいかずに・・・と頑なになりすぎていた、じぶんの傲慢さにも
あらためて気づかされた、なつきさん。


漢方のお医者さんも、「ステロイドを止めて1年経つのに、いまごろこんなに
悪化するのも不思議だなぁ」とおっしゃっていましたが、
ステロイドは塗らないこと、
しばらくは完全菜食にすること(大好きなチーズも・・・禁止)
消風散という煎じ薬を1日3回飲むこと
を言われました。


急性増悪。悪化。

こう書くと、いかにも‘悪く’なっているようですが、
実はもの凄く治癒に向かって‘良くなろうとしている’んですよね。


そうわかっちゃいても、症状が辛くて、つい後ろ向きに・・・・
そんななつきさんを将来君は
「これを過ぎればよくなるんだからいいことじゃん。だいじょうぶだよ」
とやさしく励ましてくれます(涙)
将来君にしてみたら、漢方医もいらないのでは。結局対症療法でしょ、
ということですが、さすがにそこまで強くはなれなかったなつきさん。



アトピーで、ステロイド依存から、脱ステロイド(いわゆる脱ステ)
して治癒をめざした人たちの沢山の経験談を読んだり聞いたりしていたので、
こういう症状があることは、予習してありました。

厚くなったカサブタの皮膚が、鱗を剥すようにボロボロと落ちて、
亀裂からは浸出液が出て・・・
今までアトピーが出たことなかった場所まで、湿疹が出て・・・


でも心のどこかで、まさか自分はそこまでにはならないだろうな、と
思っていました。

甘かったですね。


赤ちゃんの頃からアトピー。
しかもステロイドを使っていた。


この毒素を出し切るのは、やはり生半可ではないようです。

しばらく長時間外出するのがキビシイので、行く予定だったところに
行けない・・・・という悲しく申し訳ない状況が続きますが、
どうかお許しください。

しばらく自分の身体の状況をじっくり観察したいと思います。




そして・・・・
長くなりますが、実感したこと。


しばらく前に、お風呂でまじまじとアトピーを見ていたときに
「病んでいる身体(からだ)。病んでいる地球」
という言葉が、どこからともなくピーンとひらめいたという、なつきさん。


そうか、病んでいるワタシの身体と同じように地球も病んでいる!

自分の身体と地球はひとつなんだ!

とミョウに納得したそうです。



「自分の身体を癒すことは地球を癒すことになる。」
のかもしれない、と。

たとえば・・・

アトピーの人は菜食がいいとされますが、肉を食べないということは
それだけで、とっても地球に優しい行為でもあります。
(家畜を育て、殺し、搬送するのに莫大なエネルギーが必要です)

また無農薬野菜を採ったほうがなおいい。ということも、
農家さんが農薬を使わないだけで、大地の汚染を防げます。

界面活性剤の入った洗剤や石けん、シャンプーを使えないことで、
お風呂に入ったり、洗濯やそうじをするたびに、水を汚さないで
すみます。


化繊の衣類を着れないことで、綿、さらにはオーガニックコットン
やヘンプなど、農薬を使わなくても育つ作物を原料にした繊維を
身にまとうことは、より地球にも負担がかかりません。


ほら、アトピーちゃんのおかげで、とっても地球にもやさしい。


なんだかうれしくすらなってきますよね。




きのう無事帰還した宇宙飛行士の山崎さんも
「地球は想像していた以上に、美しかった」
とおっしゃっていました。

わたしたちには想像しかできないけれど・・・・きっと写真なんかでみるより
何万倍も美しいんだろうな。



そんなことを思っていたら、啓示的な言葉に出会うべくして出会いました。
北山耕平さん(「自然のレッスン」で有名ですね)の訳著『虹の戦士』より。

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今では「癒し(ヒーリング)」という言葉が、時代のキーワードのように
なっているが、もともと「癒し」とは「病気治し」や「利己的な
リラクゼーション」にとどまるものではなく、つねに
「自己と、社会(共同体)と、地球」
の三者がひとつになっていることを理解し確信したうえで
もたらされるものなのである。
自分を癒すことが直接的に社会や地球そのものを癒すことにつながっている
ことを知らなくてはならない。このつながり、環を、どこかで断ち切って
しまったなら、それは癒しなどではないのである。つまり、これは
逆も言えることであり、地球や社会が汚れてビョウキになっているとしたら、
それはあなたや私が汚れてビョウキになっていることでもあるのだ。
=====


わたしたちは、こんなに美しい地球という星の中に、ともに生きている。

わたしたちが、喜び、泣き、笑い、怒り、病むように
地球も喜び、泣き、笑い、怒り、病んでいる。


そのことを忘れないようにしたい、と心から想う。

3 件のコメント:

  1. ありゃまあ・・・大変だね・・・
    今まで無かった部分にまで出てくると不安になるよね。
    でもほんと、大掃除なのかもね。

    そうだね、私たち人間も地球の一部だもんね。
    繋がってるというか循環してるというか・・・
    私も地球に優しい生活を心がけます。

    お大事に^^

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  2. 今日はありがとうございました!

    いろんな人がいて、いろんな考えがあって
    いろんなお医者さんがいたりして・・・
    あまりに急激な症状の変化は
    別のところに原因がある気がしますが
    とにかく
    ちょっとずつでも症状が軽くなるといいね

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  3. シャランさん、

    そうですね、わたしたちも循環してるんですよね。

    いつもありがとうございます。


    ナオタナさん、

    なによりもそれ、
    いろんな人がいて、いろんな考えがあって、いろんなお医者さんがいて、あたりまえ。
    そのことを忘れないようにしなきゃですね。
    つい思考が偏って堅くなってくるから、、、


    ナオタナさんもいろいろ思うところがいっぱいあると思いますが・・・お互いよくなるといいですよね。
    がんばりましょーーー

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