春のデトックス・シーズンらしいタイトルでスミマセンm(_ _)m
先月Natural Studioであったスローマザーカフェ。
ゲストのアンニャ・ライトさんが言いました。
「ニホンはこれだけ高いレベルの教育を受けている人がいるのに
なぜこんなに地震の多いところに、こんなにたくさんの原発を作ったんでしょうか」
・・・・・・
目を覚まして考えてみれば、あまりにもバカバカしいこの現実。
私たちが受けてきた日本の教育は、ただの‘詰め込み洗脳’教育。
まず感性を曇らせ、
路頭に迷った子羊たちに、
「経済発展経済発展」と目の前にオカネをぶら下げて
情報によって振り回して動かす。
意図的になのか、これが人間の愚かさなのか・・・・・・
お勉強ができるからといって、頭がいいとは限らない。
いやむしろ、勉強ができるということは洗脳されやすく、傲慢なニンゲンを
つくっているんじゃないの・・・・
それはガンジーの
「真の知識とは、真実 と 謙虚さ を学ぶためにあるもの」
この言葉に出会い、現実があまりにも対極にあるからことに気づいた・・・・・・・。
人間は貪欲なイキモノです。
解ればわかるほど、もっともっと知りたいし、
手に入れればいれるほど、もっともっと欲しい。
その貪欲さから、冷静に見れば本当にバカみたいな、
核、原子力発電、戦闘機なんていう人間の手には負えないバケモノものを
作っちゃった。
余暇を増やすためのものだった労働の機械化。
ヒトの仕事が減って、やれ失業率が高いと騒いでる・・・・
その代わりに、どーでもいい仕事をいっぱい増やして、
余暇が増えるどころか、ヒトはますます忙しくなって
心も体もどんどん消耗して、不健康になってる。
これがバカみたい、とは言えない・・・?
えーかくいう私も、(異論反論オブジェクションあると思いますが(^・ⓧ・) )
お勉強のできるバカでした。
(今はただのバカ?!)
勉強はやればできる、できると楽しいからキライじゃなかった。
でも何のために勉強するんだろう?というギモンは
幼いころからあったから、いつか親に聞いたら
「大人は働くもの。子供は勉強するもの」
と言われ、それでなるほどと思ってしまった。
かなりの勘違いちゃんだった私は高校まで医者になりたかったけど、
あっけなく夢破れ、路頭に迷った。
バカな大学生にだけはなりたくなかったけど、
世界で一番バカでダメな大学生になった。
じぶんが本当に何をしたいのか、まったくわからなかった。
ただひたすらに、探して探してもがいてもがいて苦しかった。
学歴にはまったく興味がなかったけれど、
世間にでて、世の中の人は予想以上に関心が高いことに
おどろいた。
恩恵を受けていないといえばウソになってしまう。
でもあえて言えば、知識はすべて無駄であったともいえます。
勉強ができたことで、確かに自信につながり、いろんなことにチャレンジすることも
できた。
でも反面、やはりだいぶ傲慢で批判的で暴力的(思考が)な
ニンゲンになっていたとも思う。
好きなことを仕事にしたけれど、どんどん稼がなくては、稼がなくてはという
典型的な利益追求社会で力を出して、上司を辞めさせ、社会的弱者なんて
まるで目もくれなかった。
ちょっと学歴が高いくらいの人って一番カンチガイな人が多い気がするでしょ?(笑)
でも結局、じぶんのエゴが膨らめば膨らむほど、会社が潤い、収入が増えるほどに
苦しくて苦しくてたまらなくなっていった。
20代、多くを経験して、もがいて抵抗して、突き進んで、叩きのめされて
苦しんだ末に行き着いたのが、自然農だったわけですが。
でも今まで出会った魅力的な人たちは、やっぱり感性で生きている人だったなぁ、
とつくづく思う。
アーティスト信望者のある方に
「お前はしょせんインテリ」と言われて妙に傷ついた思い出がある(笑)
いま、この時。
本当に私たちが変わらなければ、全てが終わってしまうこの時代に
生まれてくる、私たちの赤ちゃん。
この新しい時代を生きていくこども達のためにも、母になる私は
真剣にならなければと今おもっています。
今現在、国や世界を動かしているヒトの多くは、こうした感性の曇った
お勉強のできるおバカさんたちです。
その現実を冷静に直視する。
そして
何かや誰かを批判している時間はない
(と言い聞かせる・笑)
あおりまくる恐怖や不安にかられている時間はない
すべては自分次第。
生まれてくる子どもの未来を、今わたしも一緒につくっている。
今日わたしが何を食べて、
何を着て、何で洗って、何を考えて、何を本当に望んでいるのか。
その全てが未来を作っている。
‘センス(感性)’の時代。
‘英知’の時代。
ガンダーリの認知真理学も言っています。
真理は、
(限りなく近づくけれど)いかなる学問にも宗教にもない。
すべては自分自身の中にある、と。
○ ○ ○ ○
「もし英知、感受性を持っていないと、知識は非常に危険なものになる。
それは破壊的な目的に利用される。
これこそ世界中で行われていることなのだ。
君たちは問い、見出そうとする英知を持っているだろうか?
大地の美、汚れや不潔を見、
また内部の出来事、自分がどう考えているか、
思考の微妙さをどう自分が観察しているかを見守る
この英知をもたらすために何をしているだろうか?
もししていなければ、
教育がいったい何になるというのだろう?」
(『英知の教育』J・クリシュナムルティ)
2012年4月5日木曜日
2012年4月3日火曜日
春の宝石
朝露と、白菜のトウ。
リアル宝石にはそんなに興味ないけれど、
やっぱりキラキラ美しいものは、心もキラキラしてきます。
「とうだちする」の、‘とう’は苔という漢字だけど、
なんだか塔みたいになるのね。
そして菜の花を咲かせます。
モッサリしてきた水菜とハコベ。
キラキラ キラキラ
黒真珠。
は、かなり無理あるか(笑)
うさぎさんのホヤホヤの落し物。
自然農は堆肥もいっさい入れないけれど、こうして自然の忘れ物はそのまま
畑に還しましょう。
あったかくなってきて、ウサギさんも動き始めたな。
ニンジン全滅させないでよーーー
いやはや今年の冬は、ほんとうにながーーーーくてキビしかった!
空豆もだいぶ寒さにやられてしまいました(T T)
でもようやく待ちに待った春立ちぬ。
真冬のなんの生き物もいない畑はやっぱりサミシイから(畝全体が
大きな動物みたいでかわいいけど)、
「啓蟄(暦の二十四節気のひとつ。
地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、草木が芽吹くと同時に
地上へ這い出してくるという意味)」になったら、将来君も妙にテンションあがってた(笑)
この日は長い眠りから醒めたばかりの、寝ぼけ顔のカエルさんたちにも
久々の再会。
ボーっとしちゃってて、目がほんとに半開きとかで、体がうまく動かなくて
コケたりして、すごくかわいいんです。
今日も春の嵐。
もの凄い浄化とみるか、はたまた狂っているのか・・・・
地球はもうすでに極限状態だから、日本もおだやかな四季がどんどん無くなって、
全てが極端になっていくと言われています。
今年の夏も、きっと暑いんだろうな。
自然は自然に、全てがうつろっていきます。
2012年3月31日土曜日
さいごの家族旅行
実家の両親と
5月に結婚を控えた姉と、7月に出産を控えた私と、
10年以上振りに全員揃っての
さいごの家族旅行にいきました。
思えば今こうして家族4人そろって旅行するなんてキセキ…
こどもの頃から父はとにかく暴君で、
母には常に一方的な命令口調。
酒を飲めばますますエスカレートして、怒鳴り散らし、時には
テーブルをひっくり返し(笑)、物が割れ、誰かが怪我をし、
女3人いつもどこか怯えていた。
でも表向き家族は円満で、母の妹家族、大好きないとこたちと
毎年夏とお正月に会うのが楽しみだった。
でも父の事業の失敗、ますます荒れていた父は、ある年のお正月
ついに決定的に親戚のつながりを断ち切って、大好きな従姉弟とも
絶縁状態になってしまった。
思春期の頃には、家庭内別居が始まり、
高校生になる頃には、母は仕事で家にほとんどおらず、姉も留守がち
家の中は寒々しく、閑散としていた。
母は別れたくても「あなたたちが大人になるまで」の辛抱と言っていた。
女も自立ができさえすれば、嫌な男と無理に一緒にいる必要もないのだからと
私たちに‘自立できる女になる’よう、口を酸っぱく言い続けた。
わたしは父が怖くて、愛された記憶はほとんど無かった。
でもひとつだけ、事業を失敗し、生活費を稼ぐため、夜勤の仕事を始める時に
「お前たちに淋しい思いをさせてごめんな」と言って
抱っこしてくれた。
私は淋しいとは思わなかったけれど、そういう思いを父が持ってくれている
ということがなんだか凄くうれしくて、父をかわいそうだと思った。
抱かれて守られていると、初めて感じた記憶が、最初で最後だった。
大人になってからも、父は変わらなかった。
私は大嫌いだった父にそっくりそのまま、荒れ狂った。
父に似ていると言われれれば言われるほど(笑)
ますます父が許せなくなった。
母は私たちが「大人になった」のに、別れなかった。
私には理解できなかった。
でも、母のためにも、父に変わって欲しかった。
母に優しくして欲しかった。
でも父は変わらなかった。
私は相変わらず父とは疎遠だった。
顔を見るのも嫌だった。
ある年のお正月、母を突き飛ばし、頭に5針の怪我をさせてから
お正月も実家に帰らなくなった。
父はまったく反省していなかった。
ある年、父は病気になった。
重い病ではなかったが、半身に少し不自由ができた。顔もますます歪んだ。
でも父は病気が治らないのは医者のせいだと、医者を罵り続けていた。
鍼灸に行っても改善しなければ、鍼灸師を罵った。
でも私も成長して、父も大変な家庭環境に育ち、
愛されることを知らず、愛しかたを知らない人なんだと、少しずつ気がついてきた。
私たちは、母の膨大な愛に包まれて育つことができた。
父をかわいそうだなと少し思うようになっていた。
大好きな人と同居、結婚するにあたって、嫌々ではあったけれど
父に報告した。
父はとても喜んでくれた。
父が病気のとき、私は何一つやさしい言葉もかけられなかった。
なのに父は「俺のことはいいから」と言って、そのことを一切非難しなかった。
「なにさ!」と思いつつ、すごく申し訳なくて哀しかった。
父の暴君ネタは、将来君にもけっこう面白おかしく話してて、
二人の間では笑いのネタだったんだけど、
いざまた目の前で父が暴君ぶりを発揮する時があると、
私は固まっていたらしい。
笑い飛ばすのかと思っていた私が、固まって小さくなっていたので
将来君は驚いたと言っていた。
三つ子の魂 百まで じゃないけど、大人になって
「もう怖くない、笑っちゃえばいいじゃん」と頭ではわかっていても
‘いざ’というときになると、体はまったく違う反応をするらしい。
それは脳の作りがそうなっているかららしいが、言われて私も初めて気がついた。
動物は自分の身を守るため、「危険だ」と思った記憶をより鮮明に
身体に覚えさせるらしい。
人間も動物だからいい思い出より、嫌な思い出の方が消えにくい。
些細なことでも、幼い頃の強烈に父を恐れ、憎む感情が瞬時に沸き上がってしまう。
でもそれを冷静に何度か見つめられるようになるにつれ、
なにかが変わってきた。
父は変わらなくても。
ここまで自分が生きてこれたこと。
父への感謝の気持ちが自然とわいてきた。
結婚してから、お正月に実家に帰るようになった。
もう一人じゃないから、怖くなかった。
でもいつも、実家に泊まると頭が痛くなって、今の住まいに帰ると喘息が出た。
結婚して初めてのお正月。
石田家の両親が、実家に来てくれた。
それまで、毎年のお正月といえば・・・・、
湯水のように飲まれる酒・怒号・暴れ・果てはパトカー、、、
なんていう実家だったから、
義父母が来てくれるのは嬉しいけれど
どうなることかとヒヤヒヤだったけれど、
なんと父は終始おだやかでよく笑い、
生まれて初めて信じられないくらい平和なお正月だった。
石田家のお嫁さんになれたこと、本当に本当にまたあらためて
嬉しかった。
それからもちょっとした暴君ぶりは健在だけど、
今回旅行にいき、あらためて家族4人がみんな揃って、しかもみんな元気で健康で
そして姉と私は本当に幸せで、ありがたいなぁとしみじみ思った。
母の大きな愛、そして忍耐。
父もきっと、忍耐(笑)
冒頭の写真は、生まれたての私と、姉と母。
撮影は父。
超音波で見えたママディの頭の形が私とソックリ!と母がいうので
あらためて自分のアルバムを見てみた。(ほんとソックリ・笑)
今までは写っている親の顔はあまり見ていなかったことに気づいた。
もう少しで親になるからか、あらためて写っている両親の顔をみたら
なんて幸せそうなんでしょう(笑)
愛された記憶がないと思っていた父。
聞けば父があまりに私を可愛がるから、母が赤ちゃんの私に嫉妬したほどだとか(笑)
めずらしく母に甘える姉。
いつも母の一番そばはチビの私が占領してたんだね、ごめんね。
元気な頃のおばあちゃんと。
写っているのは3人が多いんだけど、その向こうにいつも、お父さんがいたんだね。
母のこんな輝くような笑顔、父を見ているなんて今じゃ信じられないけど(笑)
私たちは父をけっして変えることはできなかった。
でも私たち、姉と私の娘たちが今、心から幸せであることが、父の何かに、
すごく触れている気がする。
私たちは誰も、何も変えることはできない。
自分が変わる以外は、ということをまた身をもって感じることができた。
たとえ血をわけてもらった父、母でさえも。
姉と私はまるで双子のように心が通じている。
姉の幸せが、ほんとうにほんとうに嬉しい。
今のこの私たちがあるのは、
母の膨大な愛の結晶。
父からの大きな学びの結末?
あらためて、私たちを生み育ててくれてありがとう、
お父さん、お母さん。
お父さんとお母さんも、どうか幸せでありますように。
2012年3月21日水曜日
伝統芸能はたのしい
うふふで発酵♪
ということで、行ってまいりましたお蔵フェスタ2012
いやはや もんのすごい人で 9時祭り開始でも10時には歩くのもやっと、
というくらい道に人が溢れて・・・・・
千葉県一ちいさな町に、なんでも4万人とか。
人口の6倍だそうで、凄すぎます。
来年からは2日間くらいやってほしいな♪
自然農の師匠・川口さんとともに「降りていく生き方」という映画のモデルとなった
寺田本家の蔵元。
今や日本中でもほとんど無いという、本当の自然から出来た麹からつくる酒造り。
酒米も自然栽培。
‘自然から学ぶ酒造り’
素晴らしすぎます!!!!
して、ライブ。
まずは佐倉伝統芸能部として、朝1番の9時30分から蔵人である顧問の
なかじさんを中心にして民謡を唄いました。

いや~楽しかった。
部活発足してまだ半年。
人前で唄うなんて・・・・・・とかなり怖気付いてましたが、皆で唄うことの
なんと楽しいことか。
私は諸事情で断念でしたが、みんな和服でステキでしょ?
なかじさんの素晴らしい唄声に、酔いしれましたわー
マサキ君も私が家で唄ってても、しらーーっとしてたのに、
なかじさんの唄を聴いて、「民謡も面白そうだね」だって(笑)
しかし本番前に、手拍子は胸より上でとるとテンポが上がっちゃうから、
胸より下で。となかじさんに言われてたのに、まんまと上にあがってるよワタシ・・・・
いろいろ奥深いですよー日本芸能。
私たちが式を挙げた、香取神宮の雅楽演奏も聴けてステキでした。
あの音色。
派手さ全くない侘び寂びの世界。
シビれます。
そしてバディーニャ。(バディーニアって書いてあったけど、、、)

東京からのメンバーが遅れて、出演を1時間ずらしてもらったハプニングも
あったけど、無事予定通り全員そろって演奏できました。
前回のライブ以来、なかなかメンバーが集まれなくて練習できずの
本番だったから、正直演奏は、、、、、、、
でしたが(というか自分のバラフォンが
一番、、、、だったんだけど)、盛り上がったから良しとしよう(笑)

おっかなビックリのフーレ・バラフォンパート。
ヤバイと感じたクリンすかさず入ったとか、、、、

飛び入りダンサーも踊る~~
(ふぉとばいIマイSンイチケ。あいにけーーー)
こうしてみると打ち合わせゼロなのに、びみょーに衣装も藍系、青系で揃ってて
いい感じじゃない??なんて。
来月は毎年恒例のアースデイちば(4/22)と、千倉のアートフリマ(4/29)ライブ。
もっと練習しよう。
しかし出演御礼でいただいた、生原酒「しぼったまんま」。
一口だけ頂いたのですが、んもー身体の全細胞がうふふ~~~と喜ぶ
旨い酒!
前回のライブ後は、お腹のママディも飛んだり跳ねたりで「おっとっとと」と
おもわずお腹を抑えるほど激しい動きだったのに、今回は大人しかったのは、
もしかしてちと酔っ払っちゃったかも・・・・・・?!
羊水の中で うへーっとなってたらごめんねぇーー(> <)
でもいいお酒だからたぶん大丈夫!
次の日からまた変わらず、超元気いっぱい動いてます。
最後は、本家伝統芸能部。
寺田本家の蔵人さんたちによる、演奏。

いやーなかじさん格好よかったですねぇ
あんな格好いい和太鼓、正直いって、初めて見ました!
なんというか「気」がすごい。
ビシーーーっと通った「気」をビシビシ感じて、気持ちいいーーーー
というか。
芸能をとおして、日本の心を学び、酒造り、そして生活に生かすという
なかじさんの言葉だけでなく、体現を目の当たりにしました。
ところで写真にチラッと写っているバカ殿様。
蔵元の寺田啓佐(てらだ けいすけ)さんです(笑)
アイーンとか言っちゃって。
いやはやここまで突き抜けちゃってると、本当にカッコよすぎです(笑)
私たちのやっているアフリカンもギニアのマリンケ族のトラディショナル・スタイル。
いわば伝統芸能。
草刈りしながら、収穫しながら演奏されたり、祭りのとき演奏されたり。
生活の中で自然と生まれた音楽たち。
歌った民謡も、貝殻節なんてまさに庶民の唄。
音楽や芸術は誰か特別な人がやるもんじゃなくて、もともと
食べたり飲んだりするのと同じように、生活のごく一部だったんですよね。
アフリカも日本も。
クラシック音楽なんかは、金持ちの為の音楽だったせいか
なんか性にあわない(笑)
ま、雅楽もそうだけど雅楽はやっぱり憧れる。(はい、矛盾)
最近読んだ、サティシュ・クマールさんの素晴らしい本にも書いてあったけど
インドでも芸術は特別なものじゃなかったのに、
商業主義、欧米の二元論的考え方が入って、良い悪いの判断が入って、
価値のあるもの・無いものの差別ができて、芸術が一人歩きしているって。
才能も確かにあると思うけど。
「売れる=才能がある」という商業主義的一辺倒の判断だとしたら
日本で一番音楽の才能があるのはAKBか?!ってことになる(笑)
私も一瞬、仕事でいわゆる音楽業界に触れる機会があったけど、
出てくる話、けっきょく行き着くところは金や利権のことばっかり
って感じで×××。(アーティスト当人たちじゃなくて、周りの人たち。
まぁ当たり前といえば当たり前なんだけどさ…)
言葉で作品を飾り立てることにもウンザリしてしまった。
言ってみれば全部が傑作だし、全部が凡作。
そういう価値判断自体が、なんだかすっごーーーくくだらなく思えてしまった。
・・・・
もっと純粋に、ただ楽しむための音楽でいいんじゃない、って今は心から思う。
聴くだけでもいいけど、なんか自分で音を出すというのは声でも楽器でも
本当に楽しいから。
伝統芸能って日本もアフリカもやっぱりものすごく奥深いし。
なにより楽しい(*゚▽゚*)
やっぱりこれが一番!
庶民は地に足つけて、楽しく毎日生きようぞ。
うれしき たのしき ありがたき
佐倉伝統芸能部は部員募集中です、
詳細はこちらより~
ということで、行ってまいりましたお蔵フェスタ2012
いやはや もんのすごい人で 9時祭り開始でも10時には歩くのもやっと、
というくらい道に人が溢れて・・・・・
千葉県一ちいさな町に、なんでも4万人とか。
人口の6倍だそうで、凄すぎます。
来年からは2日間くらいやってほしいな♪
自然農の師匠・川口さんとともに「降りていく生き方」という映画のモデルとなった
寺田本家の蔵元。
今や日本中でもほとんど無いという、本当の自然から出来た麹からつくる酒造り。
酒米も自然栽培。
‘自然から学ぶ酒造り’
素晴らしすぎます!!!!
して、ライブ。
まずは佐倉伝統芸能部として、朝1番の9時30分から蔵人である顧問の
なかじさんを中心にして民謡を唄いました。

いや~楽しかった。
部活発足してまだ半年。
人前で唄うなんて・・・・・・とかなり怖気付いてましたが、皆で唄うことの
なんと楽しいことか。
私は諸事情で断念でしたが、みんな和服でステキでしょ?
なかじさんの素晴らしい唄声に、酔いしれましたわー
マサキ君も私が家で唄ってても、しらーーっとしてたのに、
なかじさんの唄を聴いて、「民謡も面白そうだね」だって(笑)
しかし本番前に、手拍子は胸より上でとるとテンポが上がっちゃうから、
胸より下で。となかじさんに言われてたのに、まんまと上にあがってるよワタシ・・・・
いろいろ奥深いですよー日本芸能。
私たちが式を挙げた、香取神宮の雅楽演奏も聴けてステキでした。
あの音色。
派手さ全くない侘び寂びの世界。
シビれます。
そしてバディーニャ。(バディーニアって書いてあったけど、、、)

東京からのメンバーが遅れて、出演を1時間ずらしてもらったハプニングも
あったけど、無事予定通り全員そろって演奏できました。
前回のライブ以来、なかなかメンバーが集まれなくて練習できずの
本番だったから、正直演奏は、、、、、、、


一番、、、、だったんだけど)、盛り上がったから良しとしよう(笑)

おっかなビックリのフーレ・バラフォンパート。
ヤバイと感じたクリンすかさず入ったとか、、、、


(ふぉとばいIマイSンイチケ。あいにけーーー)
こうしてみると打ち合わせゼロなのに、びみょーに衣装も藍系、青系で揃ってて
いい感じじゃない??なんて。
来月は毎年恒例のアースデイちば(4/22)と、千倉のアートフリマ(4/29)ライブ。
もっと練習しよう。
しかし出演御礼でいただいた、生原酒「しぼったまんま」。
一口だけ頂いたのですが、んもー身体の全細胞がうふふ~~~と喜ぶ
旨い酒!
前回のライブ後は、お腹のママディも飛んだり跳ねたりで「おっとっとと」と
おもわずお腹を抑えるほど激しい動きだったのに、今回は大人しかったのは、
もしかしてちと酔っ払っちゃったかも・・・・・・?!
羊水の中で うへーっとなってたらごめんねぇーー(> <)
でもいいお酒だからたぶん大丈夫!
次の日からまた変わらず、超元気いっぱい動いてます。
最後は、本家伝統芸能部。
寺田本家の蔵人さんたちによる、演奏。

いやーなかじさん格好よかったですねぇ
あんな格好いい和太鼓、正直いって、初めて見ました!
なんというか「気」がすごい。
ビシーーーっと通った「気」をビシビシ感じて、気持ちいいーーーー
というか。
芸能をとおして、日本の心を学び、酒造り、そして生活に生かすという
なかじさんの言葉だけでなく、体現を目の当たりにしました。
ところで写真にチラッと写っているバカ殿様。
蔵元の寺田啓佐(てらだ けいすけ)さんです(笑)
アイーンとか言っちゃって。
いやはやここまで突き抜けちゃってると、本当にカッコよすぎです(笑)
私たちのやっているアフリカンもギニアのマリンケ族のトラディショナル・スタイル。
いわば伝統芸能。
草刈りしながら、収穫しながら演奏されたり、祭りのとき演奏されたり。
生活の中で自然と生まれた音楽たち。
歌った民謡も、貝殻節なんてまさに庶民の唄。
音楽や芸術は誰か特別な人がやるもんじゃなくて、もともと
食べたり飲んだりするのと同じように、生活のごく一部だったんですよね。
アフリカも日本も。
クラシック音楽なんかは、金持ちの為の音楽だったせいか
なんか性にあわない(笑)
ま、雅楽もそうだけど雅楽はやっぱり憧れる。(はい、矛盾)
最近読んだ、サティシュ・クマールさんの素晴らしい本にも書いてあったけど
インドでも芸術は特別なものじゃなかったのに、
商業主義、欧米の二元論的考え方が入って、良い悪いの判断が入って、
価値のあるもの・無いものの差別ができて、芸術が一人歩きしているって。
才能も確かにあると思うけど。
「売れる=才能がある」という商業主義的一辺倒の判断だとしたら
日本で一番音楽の才能があるのはAKBか?!ってことになる(笑)
私も一瞬、仕事でいわゆる音楽業界に触れる機会があったけど、
出てくる話、けっきょく行き着くところは金や利権のことばっかり
って感じで×××。(アーティスト当人たちじゃなくて、周りの人たち。
まぁ当たり前といえば当たり前なんだけどさ…)
言葉で作品を飾り立てることにもウンザリしてしまった。
言ってみれば全部が傑作だし、全部が凡作。
そういう価値判断自体が、なんだかすっごーーーくくだらなく思えてしまった。
・・・・
もっと純粋に、ただ楽しむための音楽でいいんじゃない、って今は心から思う。
聴くだけでもいいけど、なんか自分で音を出すというのは声でも楽器でも
本当に楽しいから。
伝統芸能って日本もアフリカもやっぱりものすごく奥深いし。
なにより楽しい(*゚▽゚*)
やっぱりこれが一番!
庶民は地に足つけて、楽しく毎日生きようぞ。
うれしき たのしき ありがたき
佐倉伝統芸能部は部員募集中です、
詳細はこちらより~
2012年3月14日水曜日
老人ホームライブ!つぎは お蔵フェスタ!!
すっかりご無沙汰してしまいました~
赤ちゃんも私も元気です
先週までの荒れたお天気、母が「地球が春を産み出す 胎動 だね」って
ステキなことを言いました。
赤ちゃんの胎動もますます激しく~楽しい今日この頃です
先々週の日曜日は市原の老人ホーム和光苑さんでライブをしました。
(写真はすべて和光苑さんのブログより)

派手な衣装のダンサーズが現れただけで、「あら~」と手を振ってくれて
喜んでくれるジジババ様たちにテンションも上がりましたが・・・
私は緊張のバラフォン・デビュー。
ライブでは初めての試みバラフォンとフーレで静かに始まるソンソルネ。
演奏が始まると、なんとも複雑な表情?!のジジババ様たちを見て
あれれれ???
顔をしかめて何やら泣いている???!??
でもなんかやっぱり楽しい~
と思いつつ、演奏し、太鼓隊、ダンサーも激しくなり、演奏終了。
「ぅわーーー!!!」と凄い歓声。
予想外の反応に私たちもビックリ!
若者顔負けの反応だったんです。
いやはや身体は年老いても、魂は年を取らない!!!!
目には見えないそのジジババ様たちの躍動し喜んでいる魂たちに
わがチームのピュアピュアな男性陣たちはウルウル(笑)

激しく踊るダンサーズにー

ババ様も踊っちゃう~

ゆきちゃんと将来~

かわいいババさま。お隣のおじいちゃんはずっと泣いてたーー
そして最後に「ナンバーワン!」って言ってくれた(笑)
私たちは誰もが確実に年を取っていき、老いを迎えるけど、
魂は決して老いも死にもしない。
わたしたちは魂をピュアな身体と心でくるんでこの世に誕生し、
身体にはたくさん毒を入れて、
心はエゴで肥厚し固くなっていくけれど、
年をとるにつれて無敵だった身体がしだいに力を失い
エゴが消えて
より剥き出しの魂となりまたあの世に還る。
なんだかそんなことを感じたステキなライブでした。
子供の頃は、哀しい老人しか知らなかった私が、
いまこうして元気なお年寄りに出会えたことは、これから生きていく上で
とてもありがたいことに思います。
そして!
今週末、寺田本家で行われるお蔵フェスタに、我らアフリカンチーム・バディニャが
出演することになりました。

いやー楽しみです。
いつか行ってみたいと思っていた寺田本家。そしてお蔵フェスタ。
密かに、行くならライブに出られたら・・・・なんて数年前から思い続けていたら(!)
夢が叶っちゃった。
きっかけは蔵人のなかじさんに教わっている伝統芸能部で民謡を披露しようという
ところから。(はい、民謡も唄う予定です)
嬉しいな、楽しみだな
自然農の米でつくった自然酒をつくる大好きな酒蔵の大人気のお祭り。
人口6千人の町に、おととしはなんと2万人の人出があったとか。
千葉が誇る素晴らしいイベントです。
寺田本家
http://www.teradahonke.co.jp/
出番はいちおう12時30分の予定。
遊びに行く予定の方は、ぜひ踊りに来てください
赤ちゃんも私も元気です

先週までの荒れたお天気、母が「地球が春を産み出す 胎動 だね」って
ステキなことを言いました。
赤ちゃんの胎動もますます激しく~楽しい今日この頃です

先々週の日曜日は市原の老人ホーム和光苑さんでライブをしました。
(写真はすべて和光苑さんのブログより)

派手な衣装のダンサーズが現れただけで、「あら~」と手を振ってくれて
喜んでくれるジジババ様たちにテンションも上がりましたが・・・
私は緊張のバラフォン・デビュー。
ライブでは初めての試みバラフォンとフーレで静かに始まるソンソルネ。
演奏が始まると、なんとも複雑な表情?!のジジババ様たちを見て
あれれれ???
顔をしかめて何やら泣いている???!??
でもなんかやっぱり楽しい~
と思いつつ、演奏し、太鼓隊、ダンサーも激しくなり、演奏終了。
「ぅわーーー!!!」と凄い歓声。
予想外の反応に私たちもビックリ!
若者顔負けの反応だったんです。
いやはや身体は年老いても、魂は年を取らない!!!!
目には見えないそのジジババ様たちの躍動し喜んでいる魂たちに
わがチームのピュアピュアな男性陣たちはウルウル(笑)

激しく踊るダンサーズにー

ババ様も踊っちゃう~

ゆきちゃんと将来~

かわいいババさま。お隣のおじいちゃんはずっと泣いてたーー
そして最後に「ナンバーワン!」って言ってくれた(笑)
私たちは誰もが確実に年を取っていき、老いを迎えるけど、
魂は決して老いも死にもしない。
わたしたちは魂をピュアな身体と心でくるんでこの世に誕生し、
身体にはたくさん毒を入れて、
心はエゴで肥厚し固くなっていくけれど、
年をとるにつれて無敵だった身体がしだいに力を失い
エゴが消えて
より剥き出しの魂となりまたあの世に還る。
なんだかそんなことを感じたステキなライブでした。
子供の頃は、哀しい老人しか知らなかった私が、
いまこうして元気なお年寄りに出会えたことは、これから生きていく上で
とてもありがたいことに思います。
そして!
今週末、寺田本家で行われるお蔵フェスタに、我らアフリカンチーム・バディニャが
出演することになりました。
いやー楽しみです。
いつか行ってみたいと思っていた寺田本家。そしてお蔵フェスタ。
密かに、行くならライブに出られたら・・・・なんて数年前から思い続けていたら(!)
夢が叶っちゃった。
きっかけは蔵人のなかじさんに教わっている伝統芸能部で民謡を披露しようという
ところから。(はい、民謡も唄う予定です)
嬉しいな、楽しみだな
自然農の米でつくった自然酒をつくる大好きな酒蔵の大人気のお祭り。
人口6千人の町に、おととしはなんと2万人の人出があったとか。
千葉が誇る素晴らしいイベントです。
寺田本家
http://www.teradahonke.co.jp/
出番はいちおう12時30分の予定。
遊びに行く予定の方は、ぜひ踊りに来てください

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