2012年2月21日火曜日

和みのヨーガクラス


思うところがあって、
自主開催の定期クラスは夏で終わりにしたのですが、
その前にいただいたお話で、10月から始まった
千葉市主催の高齢者福祉講座(60才以上の方対象)の
ヨーガ講座全8回のクラスを受け持ち、先週金曜日ぶじ全クラス終了することが
できました。

和みのヨーガは、いわゆるヨガというよりも‘手当法’、‘簡単な整体法’で
むずかしいポーズなどは一切とらない。
それなのに、全身を緩めて、驚くほど難病奇病などと言われる病にも
治癒力が働くのでまさに高齢者向け!
1講座2時間しかないので、毎回テーマを決めて自分なりに楽しみながら
クラスを行うことができました。


でも・・・やっぱり定期クラスを終わりにした一番の理由、
じぶんの未熟さ、至らなさが回を追うごとにまた自分を追い詰めていき・・・

人前に立って何かやる根本的な人としての未熟さ

インストラクターとしての至らなさ


和みのヨーガのインストラクターは先生ではありません、と言いますが
講師としてお呼ばれされている以上、その発言は許されません。

ガンダーリ先生が「唯一やってはいけないこと」という
「自分を責めること」をまた懲りもせず?!講座の途中から
気づけば始めていました。


でもあるとき、結局「自分ができることしかできない」と割り切ったら
気持ちに踏ん切りもついて、前向きにクラスに参加した日に、めずらしく
最後に時間が余ったので初めて皆さんからフィードバックをいただくことができました。


すると人数はだいぶ減ってしまっていましたが、毎回参加して下さる方は、
この和みのヨーガをすごく気に入って下さっていることに気づき・・・・・
もう感謝の気持ちがいっぱいで、できないこと出来ていないことばかりに目を向けていた自分に気づくことができました。


今まで本当に頑張ってきたお母さん達ですから、手当自体もいいけれど
「がんばらない はりきらない くらべない」というコンセプトや私の色んな話に
すごく癒されましたと言ってくれたり。


手当をしてみて、自分が冷え性だと初めて気づくことができて、
湯たんぽやしょうが湯を取り入れるように
なったらずいぶん体が変わりましたと言ってくれたり。


膝裏が痛くて足が曲げられなくなってしまったけれど、その部分だけが
問題なんじゃないとわかったから、病院に行って薬をもらうんじゃなくて、
ゆっくり全身を調整していこうと思うようになりました、と言ってくれたり。


リンパとか聞いても今までは信じてなかったけれど、実際に手当てをして
その循環を感じることができたので、今ではすごく気にして手当していますと
おっしゃってくれたり。


フィードバックをいただくことのありがたさをしみじみ感じました。




ソロワークはいいのに、知らない人に身体を触られるペアワークが嫌!
という人が現れたりして、すごく戸惑いましたが、「そういう人もいるんだなぁ」と
あらためて再認識できたり。


ペアワークの大切さなどを伝えてみたものの、やはりソロワークの方を望む人が
多かったので、そこはあえてこだわらず、その後はソロ中心にしたり。





なぜかわからないけど、毎回クラスの朝は「今年一番の冷え込み」なんて日も
多く、小鳥の心臓の私(単なる小心者!)は「今回は来てくれる方はいるかしら・・・・」と
毎回前の晩はちょっと不安になったりして(笑)

最終回も前の晩に雪が降り、とっても寒かったのですがそれでも11名の方が
参加してくださいました。
そのうちの一人は、捻挫をしてクラスに参加できないのに、わざわざ挨拶だけをしに歩いて来てくださいました。




「もっと続けたかった」と参加者の方の多くが言ってくださり・・・・・・・・、
産後落ち着いたら同好会を立ち上げよう!と言って下さる方まで現れました。

みなさん本当に和みのヨーガを気に入ってくださったようです。

ヨガは色々やったことあるけど、先生のヨガは本当にいい!素晴らしい!と
みなさん口々に言ってくださいました。
本当に思ってもみなかったことなので、ありがたすぎてどうしたらよいかわからないほどです。






自然農もそうだし、和みのヨーガもそうなのですが、振り返って見れば
私は農業をやりたいというより、ヨガの講師になりたい、健康になりたい、というより
ただただ「自然の偉大さに勝るものはない」という確信のもとに
「自然に沿って、自然にひれ伏して生きたい」と思ったら、なんとなく導かれるように
そういうことをするようになったのでした。

そうして、ヤサグレ者だった私が(笑)、気づけばこんな素晴らしい体験を
させていただけるようになり・・・・・・(T T)


この世で一番治りずらい病気は「傲慢病」だそうです。

私もご多分にもれず、生まれた時から傲慢病(笑)


でも自然の前でだけは、心から謙虚になれる。
ちっぽけなエゴなんて、吹き飛んでしまうほど、自然は偉大すぎるから。


謙虚になれることって、じつはすっごくきもちいい。

きもちいいから、だから自然が好き(笑)







講座に参加してくれたお母さんたちは、ずっと「頑張ってがんばって」
と言われながら育ち、頑張ることが当たり前だと思っていた方たちばかり。

「自分に厳しく、他人に優しく」と自分に厳しくしなくてはイケナイと
思い込まされて・・・・・


でも自分が自分に許していない痛みを、他人が痛がってたら優しくできるわけがない
ですよねって(笑)


最新医学、科学万能時代を生き抜き、医者のいうことが絶対、薬はありがたいもの
と思って生きてきた沢山の母たち。


私のいう話に反発を覚えた方も沢山いただろうなと思います。


でも「いいという人が50人いれば、嫌だという人が50人いる」
とガンダーリ先生に言われたように、どっちに目を向けるかは自分次第。



「先生のこと大好き。自分の娘より若いけど、なんかお母さんみたいに感じたりもしたんです。定年した夫が家にずっといるのでイライラしがちだったんですけど、ここにくると
すごく優しい気持ちになって帰れて、本当によかった。」と最後に言ってくださった方。

八千草薫さんのようなお上品なご婦人が涙まで浮かべて「必ず戻ってきてくださいね」と仰ってくださり・・・・。



またいつか必ず、和みのヨーガクラスを復活させたい!と私の心も決まりました。

ガンダーリ先生は「勉強しなくていいですよ~」というけれど、
私はやっぱりもっともっと色んなことを勉強してみたいなと思っています。





そしてあらためて、
自然農では野菜を通して、和みのヨーガでは自分たちの身体を通して、
少しでも多くの人たちと自然を感じあえたら。

それが私の切なる願いだと、想いました。


薬に頼ることなく、バセドウ病という病を軽快させている姉のブログ
よかったらご覧ください。



あと和みのヨーガを始めて何より嬉しいのが、母が本当に気に入ってくれていること。
せっせと毎日ソロワークして、体調がすこぶるいいと喜んでくれてる。
義理の母がペアワークをするとすごく喜んでくれる。
気づくと自分で体を触るようになって、以前よりずっと不調がなくなったと
言ってくれること。


何一つ親孝行できない私ですが、ほんの少しでも喜んでもらえることがあることに
わたしもとても救われる。


そうして今回はたくさんの可愛い母たちに喜んでもらえて、母たちを癒してくれた
和みのヨーガに感謝感謝。

どうもありがとうございました


またいつかお会いしましょう!!

2 件のコメント:

  1. よかったね!
    私もあなたの和みのリードが大好きだよ♫
    またペアもやってね(笑

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  2. ありがと♡♡
    わたしもあきさんにペアやってほしいな(笑)

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