自然療法Weekとなりました。
IRORI HOUSEにて |
吉度ちはる先生をお迎えして、自然のもの、簡単に手に入る食材や植物を使った、
「こどもの病気のお手当法」。
参加者のみなさんから「目からウロコでした~!」とたくさんの感想をいただきました。
「陰陽」という概念に初めて触れたお母さんたちも多かったと思いますが、
「熱や咳、湿疹にも陰陽があるんですよー」とか、食べ物もすべて陰陽のものさしで
見られるなどなど、ものの見方、視点の新しい発見がたくさんあったようです。
でもなにより、自然のお手当てで、お子さんの入院寸前の肺炎が治ってしまったり、
豊富な体験記と、実演で、「本当に効くんだな~~」ということを実感できた方が
多かったのではないかと思います。
参加してくださった皆さん、ちはる先生ありがとうございました!
そんな我が家も、予習のためか?!12月中旬からお正月にかけて、見事に
みんな体調不良になりまして、、、、
父ちゃんの疲れが溜まり過ぎると痛み出す、歯痛。
ついにロキ○ニンすら効かないということで、ショウガ湿布をしたら、痛みが引き・・・・
元旦にはゆらが発熱。(39℃台後半)
一晩中、変なうわごとをいい続けて、後から考えたら危険だったのかもしれない、、、と
冷や汗をかきましたが、キャベツと小松菜の帽子、水分補給だけで一晩で解熱。
3日にはもりが40℃越えの発熱。
本人意識もしっかりしていて「だいじょうぶ」と言うこともあり、
豆腐パスターとりんごのすりおろしジュースで、一晩で解熱。
でも、解熱してすぐ薄着で外遊びをしたため、、、、、けっきょくまた発熱して
完治するのに3日かかりましたが、、、
40℃発熱、豆腐パスター中のもり。なんだか神々しくて思わずパシャリ |
自然のお手当ては確かに看病は大変、、、、ですが、
自分の自然治癒力で、経過し、快癒した子供たちの目の輝きが、
なんだか一層深くなる気がしました。
それに・・こんな密に子供と接することも、おっぱい卒業したらなかなかないもんです。
もりの寝顔をこんなに熱心に見つめるのも久しぶりだなぁ~なんて、
やっぱり子供の不調は、母の「気」を集めるためにもあるのかも、なんて
思ったりもします。
「風邪をひいたら、お医者さんにみてもらって、風邪薬を飲む」
って私もずーっとあたりまえだと思っていました。
野口晴哉さんの『風邪の効用』を知るまでは・・・
そう、風邪を治すのも、病気を治すのも、じつは「薬」ではなく、
その人の「自然治癒力」なんですよね。
特に、子供がかかるちょっとした風邪(インフルエンザも風邪です!!)、感染症も
その子の免疫を強めるためにかかっているもの、その子自身に治す力がきちんとある、
私はあらためて、子供たちを通して、そのことを実感しています。
もちろん、自然治癒力も勝てないような病も、時にはあると思います。
もりも昨年、原因不明の高熱と四肢の腫れがあり、緊急入院した経験があります。
けっきょく、ステロイド様のお世話になり、事なきを得て、元気に回復しましたが、
いまだに原因はわかりません。
アフリカの奥地などでは、「クスリは神様」と言われているそうです。
それもそうです、死にかけた家族を救ってくれるもの・・・・・・・それを神といわずなんと言いましょうか。
全てのものには両面があり、まさしく陰陽があります。
お薬はもちろん、素晴らしい面もあり、またそうでない面もあります。
自然療法には素晴らしい面もあり、またそうでない面もあります。
すべてはものの見方次第、だとは思いますが、
現代の私たちは、やっぱりちょっとお薬に頼りすぎている部分が多いのではないか?
私たちの自然治癒力を軽視してしまっているのではないかな?
ということをあらためて、考えたいと思いました。
とくに子供の命の躍動を、神様といえるほど強い力、お薬で抑えるということに
私はどうしても抵抗を覚えてしまいます。
今ではすっかり自然派?!な私ですが、私自身は生まれた時からアトピーちゃん。
喘息、鼻炎のアレルギー・オールアラウンド、フル装備(笑)
もちろんずっとステロイド様のお世話になっていました。
でもね、治らなかったんです。
結局、ステロイドを止めて、グチャグチャになって、食事と生活を変えなければ、
体は変わりませんでした。
だからアレルギーを始め、慢性病といわれるものは、やっぱりお薬は万能ではないと思います。
でも子供の頃に少しでも早く、そのことにお母さんが気づいて、
食事と生活を変えてあげれば、きっと変わっていくと思います。
そして、、、自然療法に縁のない、縁遠かった人たちって、たぶん健康なんだと思います。
お薬で治ってしまったような病しか経験がないんだろうなって。
それはそれで幸せなことだし、それでいいと思います。羨ましいな~(笑)
そして真弓定夫先生の自主映画
『蘇れ、生命の力』
やっぱり素晴らしかったです~。
薬を出さない、注射もしない小児科医として名高い真弓先生。
「野生動物に見習え」という教えや、すべての基本は「食」であり「生活」だということ。
すべて腑に落ちることばかり。自然育児の極み、ここにあり、という感じですが、
やはり何より素晴らしいのが、真弓先生の生き様、お人柄、そのものだと思いました。
口で立派なことはいくらでも言えるんですよね・・・
でもそれを実行するのは、本当に難しいものです。
「人間の自然の一部なんだ」という、深い深い悟りと謙虚さをお持ちの真弓先生に
あらためて、映画を通して出会えたこと。
ありがたく思うと同時に、まだまだ人として未熟すぎる自分と向き合えた、そんな気がしました。
主催してくださった皆さん、ありがとうございました。
これまた自然療法の大家、東城百合子先生の言葉、
「病は治すものではなく、学ぶもの」
どんな小さな病からも、たくさんの学びあり。
ありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿