9月のへのへのわらべ和の行事は「羽釜で栗ごはん&七輪でサンマ」をつくりました。
「せーの!」でオープン。上手に炊けたかな? |
栗は先週、みんなで拾ったもの。
お米はお隣さんにいただいた地元の新米。
サンマは父ちゃんが釣ったもの、というのはウソですが(笑)
栗ごはん、じつは作ったことがなかったお母さんがほとんどだったので、
おうちで皮をむきむきしてきてもらいました。
すごいイガイガに包まれて、かたーい鬼皮に守られて、
美味しいものって食べるまでに、どれだけ守られてるんだ!手間がかかるんだーと
思わせるひと時ですよね(笑)
火をおこすために、みんなで杉の葉っぱ(通称モエモエ君)や、小枝を拾い、
簡易かまどに火をおこし、
七輪の炭を燃やすために必死でうちわであおいで、
美味しい美味しいごはんができました。
ぱたぱた |
開ける前のドキドキワクワク |
できたできたと完成の舞い |
サンマが焼ける匂い。
「さかなくさーい!」なんて嫌がる子はだれもなく、
「おいしそうだね~」と口々にいうこどもたち。
甘い栗ごはんに香ばしいサンマ。
ちいさーーーーい小骨を気にして取る我が家の長男(笑)とは違って、
頭からバリバリ食べちゃう3歳男子。おそれいりました!
「おいしいね、おいしいね」と口々にいいながら、みんなで輪になって食べる
秋のごちそう。
旬の恵みにありがとう。
さーておなかが満たされたらやっぱり散歩に出ずにはいられない!
いくぞー |
芋虫ごろごろ |
柳の木にもいっぱい |
これはなにかな? |
この日(9月22日)はちょうどお彼岸でした。
根古谷の田んぼの周りにも、お寺さんの周りにも、彼岸花がいっぱい。
毎年季節を間違うことなく、変わらず咲く草花をみると、なぜか心落ち着き、
自然の一部である私たちを感じます。
少し毒々しさもある赤い花を、日本人はあまり好まない風潮もあるようですが、
別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」はサンスクリット語で天界に咲く花という意味。
おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から
来ているそうです。
あの世に咲く花、あの世とこの世は表裏一体?
澄んだ空気にサンマの香りと彼岸花。
彼岸花のむこうに寝釈迦さま |
おさんぽから帰ったら、みんなで今度はおはぎを作って食べました。
おなかも心もおなかいっぱい。
最近の我が家の2歳女子、へんてこカワユイ発言をひとつ。
「かあちゃーん、もうおなかいっぱいでペコペコ~!」
どっちやねん(笑)
ご先祖様に感謝して、今日もおいしく美しい一日をありがとう。
0 件のコメント:
コメントを投稿