2017年10月11日水曜日

おなじ釜の飯をくう

今年は十五夜が10月だったので、9月はみんなで秋の味覚を堪能。
9月のへのへのわらべ和の行事は「羽釜で栗ごはん&七輪でサンマ」をつくりました。

「せーの!」でオープン。上手に炊けたかな?

栗は先週、みんなで拾ったもの。

お米はお隣さんにいただいた地元の新米。

サンマは父ちゃんが釣ったもの、というのはウソですが(笑)







栗ごはん、じつは作ったことがなかったお母さんがほとんどだったので、
おうちで皮をむきむきしてきてもらいました。

すごいイガイガに包まれて、かたーい鬼皮に守られて、
美味しいものって食べるまでに、どれだけ守られてるんだ!手間がかかるんだーと
思わせるひと時ですよね(笑)


火をおこすために、みんなで杉の葉っぱ(通称モエモエ君)や、小枝を拾い、
簡易かまどに火をおこし、
七輪の炭を燃やすために必死でうちわであおいで、
美味しい美味しいごはんができました。


ぱたぱた

開ける前のドキドキワクワク

できたできたと完成の舞い


サンマが焼ける匂い。



「さかなくさーい!」なんて嫌がる子はだれもなく、
「おいしそうだね~」と口々にいうこどもたち。

甘い栗ごはんに香ばしいサンマ。

ちいさーーーーい小骨を気にして取る我が家の長男(笑)とは違って、
頭からバリバリ食べちゃう3歳男子。おそれいりました!



「おいしいね、おいしいね」と口々にいいながら、みんなで輪になって食べる
秋のごちそう。



旬の恵みにありがとう。

 

さーておなかが満たされたらやっぱり散歩に出ずにはいられない!

いくぞー



芋虫ごろごろ

柳の木にもいっぱい

これはなにかな?
この日(9月22日)はちょうどお彼岸でした。

根古谷の田んぼの周りにも、お寺さんの周りにも、彼岸花がいっぱい。


毎年季節を間違うことなく、変わらず咲く草花をみると、なぜか心落ち着き、
自然の一部である私たちを感じます。

少し毒々しさもある赤い花を、日本人はあまり好まない風潮もあるようですが、
別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」はサンスクリット語で天界に咲く花という意味。
おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から
来ているそうです。


あの世に咲く花、あの世とこの世は表裏一体?



澄んだ空気にサンマの香りと彼岸花。



彼岸花のむこうに寝釈迦さま



おさんぽから帰ったら、みんなで今度はおはぎを作って食べました。



おなかも心もおなかいっぱい。


最近の我が家の2歳女子、へんてこカワユイ発言をひとつ。

「かあちゃーん、もうおなかいっぱいでペコペコ~!」

どっちやねん(笑)




ご先祖様に感謝して、今日もおいしく美しい一日をありがとう。











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