秋の野の草を摘んで「いけばな」をして、お月見団子をつくりました。
みんなで活けたお花をお供え |
まずはお散歩に出て、秋の草摘み。
お隣のおばあちゃん、子供たちのにぎやかな声に喜んでくれました |
お花ロードへいこうとしていましたが、自然と裏山のお宮様へ
立派なご神木があります |
青いどんぐりがいーっぱい |
まだ真新しいどんぐりを、みんな夢中になって拾いました。
この日は参加していた我が家の長男も、もう散々やってきたはずなのに、
最後まで集中して拾い続け、、、、、、、
子供たちが、どんなささやかなお花を摘むかな~と楽しみにしていましたが
どんぐり拾いで満たされた子供たちは花に見向きもせず、、、、
けっきょく母たちが摘むことに。
持ち帰った花をいけてみる |
でも、その辺の小さな草花も、生けてみるとまるで違った風情をかもし出します。
そんな雰囲気を少しでも感じてくれたらいいな。
お待ちかねのお団子作りはみんなおお張り切り!
かぼちゃペーストが多すぎてベットベト、、、 |
おもちのほっぺの3人がお団子にかぶりつき |
しかし十五夜のお月様は本当に美しかったですね。
雲ひとつない空にドーン!というのではなく、 流れる雲から見え隠れ・・・・
あの風流な月を愛でるというのが、日本人的だなぁとつくづく思います。
小さい子がいると、日々の生活でいっぱいいっぱい。
季節の行事もなかなかできませんよね。
かくいう私も「金曜日にやるからいっか~」なんて十五夜当日のお供えをサボリまして、、、
そうしたら祖母宅でステキなお供えを見てきた森に
「うちのお供えちゃんと作った~?!」と叱責?されまして、、、
翌日せっせと準備をした次第です。
完成した室礼(しつらい)をみた森、「ステキだね」と。
母としてはそう思える5歳男児、ステキだと思いました。
昔の日本家屋は、床の間があったり、縁側があったり、
季節ごとに室礼(しつらい)をする風習があたりまえにありましたよね。
ちょっとした季節の草花を飾る、そんな気持ちも大切にしたいです。
幼い子供がいるとなかなかできない季節の行事も、みんなとなら楽しめる。
この機会をへのへのわらべではやはり大切にしていきたいです。
話は戻りましてどんぐり拾い。
どんぐり始め、子供たちって本当に夢中になって何かを拾ったり集めたり。
いったいそれはなんでだろう?とあらためて考えてみました。
「単純に楽しいんでしょ」と旦那さんは言い捨てますが(笑)
つい理屈をつけたくなる私。
子供ってまだ本能的な部分がすごく多くて、女の子も男の子も集めるけど、
やっぱり男の子のほうが夢中になって集めるところをみていると、
「本能を満たしてる」のかな、と。
集めたい、拾いたい、征服したい、よりたくさん、できるかぎり。
その先の用途とか、企みとか(笑)はまだあるわけじゃなし、
ただ単純にその思いなのか衝動なのかを満たしたいのかな、と。
もうちょっと年をいくと、集めたがるカードだの、征服したがるゲームだのの
走りというか、原型というか。
なんとなく、そんな気がしました。
まぁもりは3年やってもまだ満たされないみたいですが?!
私は強く思うんですけど、3歳ぐらいまでの子供たちにはなるべく欲求不満は
残したくないなぁと。
思う存分やりとげたらたら、きっと満足してその先にいける。
たくさんの甘えも、けんかも、どんぐり拾いも。
あらためてそんなことを思った、秋の十五夜さまでした。
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