「七夕」と書いて、「たなばた」と読む。
考えてみたらなんでだろ~?って意外と知らないことは多いですね。
織姫と彦星のお話でご存知のかたも多いかと思いますが、
その中国の七夕伝説や伝統行事に、日本の「棚機(たなばた)つ女」の
伝説や、お盆前の水辺で穢れを祓う風習などが結びついて、
現在のかたちになっていったそうです。
この読み方は「棚機つ女(たなばたつめ)」から来ているそうです、
が、「棚機(たなばた)つ女」って聞いたことも無い人がほとんどかと・・・・
神様の衣を水辺で織り、神の子を降臨を待つ巫女・・・
なんとも神秘的な日本の伝説です。
出典は古事記だとか、いや違うとか諸説あるようですが、
ご興味あるかたは調べてみてくださいね。
ちなみに本場中国では、バレンタインデーよりも「恋人の日」が色濃いらしいですよ。
あたりまえの行事として慣れ親しんでいるものも、意外となにも知らない
私。
きちんと「文化」として受け継いでないなぁと、思うと同時に、
もっときちんと日本のことを知りたいなぁと、いつも思わされます。
さて!でもおちびさんと楽しめる七夕まつり!ということで、機織はまだ難しいので
色とりどりの織物と七夕飾りのイメージからの、色水遊びでへのへのわらべの
和の行事「七夕」。
キキョウ、ダイヤーズカモミール、立ち葵 |
グラジオラスでオレンジ、立ち葵で赤、キキョウと矢車草で青紫 |
1歳のおちびさんでも、お花をビニール袋に入れて、ひたすらモミモミ、モミモミ
すると色がキレイにでてきて、うれしいうれしい。
「わぁ・・・」という感激を自分でつくれたよろこび、うれしいうれしい。
おちびさん女子たちは色水作り、七夕飾りを折り染めした和紙や折り紙で作っている
傍らで、お兄ちゃんたちは竹鉄砲を作り。
真竹と黒竹で美しい竹鉄砲ができました |
なんだなんだ |
この角度で押すんだよ~ |
おちびさんには意外とこの中の棒を押すのが難しいもようでしたが、
キューーーっと押して、ピューーーっと出る感覚。感触。
大人にもかけてキャーキャーと冷たさが楽しく、満面の笑みでした。
そして最後は、つくった色水を白いシートにぴしゃーーっとみんなで広げて
色水プール?!
「イロだーイロだー」 |
そして最後はもちろん、ボディペインティング |
かわいいかわいい後姿 |
ステキな七夕飾りができました |
最後はお楽しみの竹の器で星ゼリー |
楽しや七夕、金銀砂子・・・・
最近はこんな楽しげな投稿ばかりだけど、毎日は本当に相変わらずで余裕などありませーん!
なんせ立派な2歳児さんがいますしね。
イヤイヤ期、まだまだ絶賛展開中・・・・
「ママこっち来てよ!!!」と言ったかと思えば「あっち行って!!!!」・・・・
チーーン。ハァ・・・・・・・・・・・・・。の連続
でもこうしてみんなで集まるひと時で、子供も楽しく、母たちも俯瞰してわが子を見られる
ほっと一息つける場であったらいいな、と毎回思います。
昔からこうした節句は、「ハレ」の日として、日ごろの「ケガレ(気枯れ)」を払うという
意味合いもあり。
イベントとしてというより、 ハレの日としての和の行事。
へのへのわらべの活動として大切にしていきたいと思います。
しかし今夜、下の子が初めて「まま、だいすきだよ・・・」と耳元でささやいてきました。
いや、知ってるけど、わかってるけどー、言葉で言われたのは初めてで
「あなたに命を捧げます!!!!」と内心で叫ぶほど嬉しかった(笑)
コトバの力はすごいですね。
相変わらず一喜一憂のグラグラ母です。
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