森は豊かだ。
人間が手をつけなければ、このホシは森でおおわれる。
流れる水
苔が生え
シダ類がいき
草が生え
木がそびえ
生い茂る
やがて枯れ
土となる
無数の微生物がいき
菌類がいき
カエルや蛇がいき
虫や蝶がいき
鳥や獣がいきる
豊かな森。
わたしたちの国土も
その昔、
美しい縄文の森だった。
わたしたちもその昔、その森に生きるひとつの生き物だった。
やがて森はうしなわれ、
わたしたちのホシは、おそらく、
ほとんどもう取り返しのつかないところまできている。
わたしたち人間にはこのホシを蘇らせることは
決してできない。
それができるのは、ただひとつ、
人がまったく手を入れない
森だけだ。
それを思うと、放射能で汚染された土地が、
荒れ果て、やがて森になるのは、
人間からみたら悲劇だけれど、
地球から見たら癒しなのかもしれない。
放射能は、‘目に見えないすべてのものからの警告’だから。
わたしたちは種をまいたら、
結果を見たいと思う。
でも自然はインスタントじゃない。
このホシを思えば、
自分が生きてる間に、結果を見ようと思っちゃだめなんだ、きっと。
「7代先の子どもたちのため」
先住民族は、イコール私たちの祖先は知っていた。
わたしたちも、本当はわかってる。
自然はすべてをあたえてくれている。
すべての生き物がただ心地よく、生きていけるように、
ほんとうにうまいことできてる。
人間も、ただ生かされている命にすぎないと悟って
侵さず、いただいて生きていければいいのに。
「このホシは、人間だけのものじゃないの。
そのことを忘れないでほしい」
と母は臨月のときに畑で、
カエルの妊婦さんにお願いされた。
だから、こどもに、森、と名づけた。
(ほかにもくだらない理由もあるけど、、、)
ただただ、ただそのことを忘れないでほしいという思いで。
新しい時代が来た、と行っても、何かが大きく変わるわけじゃない。
本当になにかを失わなければ、きっと人間は変われないんだろう、
と思う。
でも悲観しているわけじゃなく、
小さい小さい存在のわたしたちは、小さい小さいことしかできない。
それでいいんだ。
そしてその思いだけは忘れないように。
私も。森も。
そして森のように豊かに育ってほしい、という母の思いをこめて。
2013年4月20日土曜日
2013年4月16日火曜日
めでぃてーしょん
この上で
ひじょーーーうにちゃっこいどなたかが、
蓮華座で瞑想していそうな、
いちごの花。
咲いておりました、ある弥生の日。
飛んで行きそうな空豆の花も、あぁ嬉しやの花ざかり。
花さかば あとは実のなる 待つばかり
2013年4月10日水曜日
春は歓び
野良にわが子と出るのは、なーんて楽しくて幸せなんでしょうか!!!
今日は弥生の新月。
なので石ちゃん父ちゃんは朝早く、夏野菜の種をまきました。
カラスノエンドウが大繁盛 |
やっぱり春は命の芽吹きの気が満ち満ちて、
なんとも歓びの季節です。
おめめキラキラ |
ちゃっこい石田君。頭にネギボウズ生えてます。 |
後ろ姿とかたまりません。じゃっかん薄毛が気になります。 |
畑に来るとやっぱり最初は泣いちゃいます。 |
フキのとうが大きくなるとこんなんです。 |
つくしはやっぱり独特です。 |
負け惜しみではないのですが、最近採れるものを食べるというので
いいのではないか、とまでなってきました。
野草婆さんの影響もあります。
自然農の畑は野草がいっぱい。
カラスノエンドウもつくしも、みんな食べることができるんです。
(まだ食べてないけど、、、カラスノエンドウはお浸しで頂いたことあります)
ことし初めて食べたノビル。育ててるらっきょうより勝手に大きくなってる(笑)
お味もなんだか一口サイズの山芋のようで意外に美味。
自然は恵みがいっぱいです。
2013年4月1日月曜日
しあわせなお産 佐久間助産院
妊娠・出産は、全ての女性にとって
なによりプライヴェートで、なによりセンシティブで
なにより尊いことがら。だと思う。
だからたった一度のお産で、私が体験記を書くのはおこがましいと思いつつ、
「あなたは本当のお産を体験したの。
だれの力も借りずに、じぶんで。
だからお産を語れるでしょう。
たくさんの人に、お産の経験を話してあげることができる人になったのよ」
そう佐久間先生に言われて、
お友達にも何人もオメデタの子が誕生したりして、
少しでも参考になればとの思いで僭越ながら書かせていただきました。
お産体験記。(だいぶ前ですが・・・)http://henodiary.blogspot.jp/search/label/%E5%87%BA%E7%94%A3%E4%BD%93%E9%A8%93%E8%A8%98
けっちゃんに紹介されて、初めて多古町の佐久間先生を訪れたとき、
まだペンの先ほどもない、小さな小さな命にむかって
「あかちゃーーん」と優しく愛おしく話しかけてくれた佐久間先生。
この方は本当に命を愛してるんだな、と感じました。
ここで生みたい!と思ってから、「助産院で産むためには」という
パンフレットを読むと、
「喘息のある方は助産院では出産できない」というような記載が・・・・・
それまで私は毎年秋になると、軽度ではあるものの、喘息に悩まされていました。
どうしよう・・・・・・・
打ち明けたら佐久間先生のところで産むことを断られるのではないかと
なかなかお伝えできなかったんですが、勇気を出して相談してみると
「そうですか。じゃあどうしたらいいか?
喘息が出ないように、これからもっと普段の生活を気をつけてくれればいいのよ。」
ただそれだけ言われて、にっこり微笑まれました。
御年70ん才の先生は、さすがにたくさんの妊婦さんを見切れないということで
今は紹介の方しか基本的にお受けしていないというのもありますが、
検診はいつも1時間近くかけて、たっぷり見てくださる。
佐久間先生は、とにもかくにも
身体を(とくに腹部から下半身)を冷やさないこと
をなんどもおっしゃいました。
子宮のなかはいつもあったかく。
赤ちゃんがいつでも心地よくいられるように。
腹巻、靴下の重ねばき、レッグウォーマーなど外からの温めはもちろん、
身体を冷やす食べ物をたべない、とか
こまめに身体を動かして血流をよくしておくことの大切さを
おっしゃいました。
すると赤ちゃんにはいつも新鮮な空気がおくられて、安心して
スクスク成長するんだよ、と。
ちょうど今くらいの時期、毎月1kgずつくらい順調に増えていた体重が
ちょっとリズムが崩れて増えすぎているときがありました。
なんでだろう?と思ったら、体が冷えてるわよ、と。
春の陽射しが明るくなるとみんなつい薄着をしてしまいがちとか。
言われてみれば靴下の重ねばきもやめていました。
体が冷えると体がむくむ。つまり水がそこにずっと留まるので
代謝が悪くなり、体重が増える。
その後また真冬なみのしっかり防寒にしたら、ちゃんと体重が戻りました。
なんだか妊娠中、尿糖が出やすかった私・・・・・
今はまともな食生活でも、若い頃ひどい食生活を送っていたのも
たたっているとか・・・・
甘いものもなかなかやめられなかった私に、先生は厳しく指導されました。
とにかく食事が大切だということ。
特別なことはいらないから、たくさんいろんな種類のものを食べること。
いわゆる和食の小鉢になるようなものをちょこちょこ食べるのが良い、と。
本当に基本的な食事や生活。
それが全部お産のときに出るよ、と。
妊娠中、がんばればがんばった分、お産は楽になる。
妊娠中、怠ければ怠けただけ、お産は重くなる。
医療機器や薬をいっさい使わず、妊婦のカラダだけで赤ちゃんの命をとりあげる
先生は、もちろん妊婦には厳しく、そして愛情をたっぷり注いでくれました。
後産のとき、出てきた胎盤を見て、今まで赤ちゃんを育ててくれて
ありがとう、という思いが自然に出てきました。
最初は50gほどしかないのに、臨月にはその20倍もの1kgほどにもなる
子宮。
いのちをはぐくむ子宮。
「いやー子宮ってほんとうにすごいですね」と私がつぶやくと、
「子宮なんて呼び捨てにしちゃダメよ。子宮さんっていわないと」と
言われてしまった(笑)
生まれた時の森は、本当に真っ赤で、先生はとても褒めてくださった。
「ママががんばったから、この子は血流がよくて真っ赤だったのよ。
今は青ちゃんやらピンクちゃんが多くてね」と。
そして切り取ったへその緒も、固まると真っ白になって、
「ママがいい食べ物たべてたから白いのよ。がんばったね」と。
とにかくお産の最中から産後は褒めてくれて、嬉しいやら恥ずかしいやら(笑)
産後の先生もすごかった。
適宜におっぱいをチェックしてくださり、産後数日たって、「今だね」という時に
お風呂に入り、ジェットバスでおっぱいを丁寧に刺激すると、
驚くほどバーーーンと大きくなったおっぱいから
まー驚くほど溢れ出るおっぱい。
す、すごい。。。
初めて便が出たときに、それはただ「便が出た」ということではなく
体ぜんたいの循環が回ってきた、と判断されていた。
体という自然を熟知されている佐久間先生。
小さな森におっぱいを吸われるたびに、キュウキュウと子宮が収縮していくのを
しっかり感じながら、わたしは何の不安もなかった。
ただただ、すごいなぁすごいなぁ、と体の神秘に敬服する思いでした。
わたしは、やっぱり、自然の力を信じているので、
できれば多くの女性が、自然なお産ができたらいいな、と心から思う。
なんだか偉そうに思われるかもしれないけれど、
私ほど酷い20代の食生活や生活をしていた人も珍しいでしょう(笑)
ってくらいの、こんな私でも産めたのです。
冷えも頭痛も、腰痛も生理痛もありました。
8cmもの子宮筋腫があるかもしれない、と言われたこともありました。
喘息、アトピーもありました。
でもほんとにただ、食事と生活を、より自然に、当たり前にしただけです。
佐久間早苗先生のような素晴らしい助産師さんがいるおかげで、
日本の女性はしあわせなお産ができること、
ほんとうにありがたいことです。
ありがとうございます。
お産をされる女性にはぜひ読んでいただきたいのがこちらの本。
本当に素晴らしいです。
薪割りやスクワットをしなくても、自然なお産はできるけど、、、、、、
産声もあげず、出てきておだやかにニコニコしているなんてことが
あるなんて・・・・
さらにさらに赤ちゃんのリズムに寄り添うお産。。。
ぜひ体験してみたいです。
次にもしお産をする機会に恵まれることがあったら
できたら自宅で産んでみたいと思います。
佐久間先生もおっしゃっていましたが、お産はご飯を食べたり、排泄したり、
洗濯したり、そんな生活のほんとうに、ごく一部のことだから。
たくさんのしあわせなお産がありますように。。。。
佐久間先生への感謝の気持ちをこめて。
なによりプライヴェートで、なによりセンシティブで
なにより尊いことがら。だと思う。
だからたった一度のお産で、私が体験記を書くのはおこがましいと思いつつ、
「あなたは本当のお産を体験したの。
だれの力も借りずに、じぶんで。
だからお産を語れるでしょう。
たくさんの人に、お産の経験を話してあげることができる人になったのよ」
そう佐久間先生に言われて、
お友達にも何人もオメデタの子が誕生したりして、
少しでも参考になればとの思いで僭越ながら書かせていただきました。
お産体験記。(だいぶ前ですが・・・)http://henodiary.blogspot.jp/search/label/%E5%87%BA%E7%94%A3%E4%BD%93%E9%A8%93%E8%A8%98
けっちゃんに紹介されて、初めて多古町の佐久間先生を訪れたとき、
まだペンの先ほどもない、小さな小さな命にむかって
「あかちゃーーん」と優しく愛おしく話しかけてくれた佐久間先生。
この方は本当に命を愛してるんだな、と感じました。
ここで生みたい!と思ってから、「助産院で産むためには」という
パンフレットを読むと、
「喘息のある方は助産院では出産できない」というような記載が・・・・・
それまで私は毎年秋になると、軽度ではあるものの、喘息に悩まされていました。
どうしよう・・・・・・・
打ち明けたら佐久間先生のところで産むことを断られるのではないかと
なかなかお伝えできなかったんですが、勇気を出して相談してみると
「そうですか。じゃあどうしたらいいか?
喘息が出ないように、これからもっと普段の生活を気をつけてくれればいいのよ。」
ただそれだけ言われて、にっこり微笑まれました。
御年70ん才の先生は、さすがにたくさんの妊婦さんを見切れないということで
今は紹介の方しか基本的にお受けしていないというのもありますが、
検診はいつも1時間近くかけて、たっぷり見てくださる。
佐久間先生は、とにもかくにも
身体を(とくに腹部から下半身)を冷やさないこと
をなんどもおっしゃいました。
子宮のなかはいつもあったかく。
赤ちゃんがいつでも心地よくいられるように。
腹巻、靴下の重ねばき、レッグウォーマーなど外からの温めはもちろん、
身体を冷やす食べ物をたべない、とか
こまめに身体を動かして血流をよくしておくことの大切さを
おっしゃいました。
すると赤ちゃんにはいつも新鮮な空気がおくられて、安心して
スクスク成長するんだよ、と。
ちょうど今くらいの時期、毎月1kgずつくらい順調に増えていた体重が
ちょっとリズムが崩れて増えすぎているときがありました。
なんでだろう?と思ったら、体が冷えてるわよ、と。
春の陽射しが明るくなるとみんなつい薄着をしてしまいがちとか。
言われてみれば靴下の重ねばきもやめていました。
体が冷えると体がむくむ。つまり水がそこにずっと留まるので
代謝が悪くなり、体重が増える。
その後また真冬なみのしっかり防寒にしたら、ちゃんと体重が戻りました。
なんだか妊娠中、尿糖が出やすかった私・・・・・
今はまともな食生活でも、若い頃ひどい食生活を送っていたのも
たたっているとか・・・・
甘いものもなかなかやめられなかった私に、先生は厳しく指導されました。
とにかく食事が大切だということ。
特別なことはいらないから、たくさんいろんな種類のものを食べること。
いわゆる和食の小鉢になるようなものをちょこちょこ食べるのが良い、と。
本当に基本的な食事や生活。
それが全部お産のときに出るよ、と。
妊娠中、がんばればがんばった分、お産は楽になる。
妊娠中、怠ければ怠けただけ、お産は重くなる。
医療機器や薬をいっさい使わず、妊婦のカラダだけで赤ちゃんの命をとりあげる
先生は、もちろん妊婦には厳しく、そして愛情をたっぷり注いでくれました。
後産のとき、出てきた胎盤を見て、今まで赤ちゃんを育ててくれて
ありがとう、という思いが自然に出てきました。
最初は50gほどしかないのに、臨月にはその20倍もの1kgほどにもなる
子宮。
いのちをはぐくむ子宮。
「いやー子宮ってほんとうにすごいですね」と私がつぶやくと、
「子宮なんて呼び捨てにしちゃダメよ。子宮さんっていわないと」と
言われてしまった(笑)
生まれた時の森は、本当に真っ赤で、先生はとても褒めてくださった。
「ママががんばったから、この子は血流がよくて真っ赤だったのよ。
今は青ちゃんやらピンクちゃんが多くてね」と。
そして切り取ったへその緒も、固まると真っ白になって、
「ママがいい食べ物たべてたから白いのよ。がんばったね」と。
とにかくお産の最中から産後は褒めてくれて、嬉しいやら恥ずかしいやら(笑)
産後の先生もすごかった。
適宜におっぱいをチェックしてくださり、産後数日たって、「今だね」という時に
お風呂に入り、ジェットバスでおっぱいを丁寧に刺激すると、
驚くほどバーーーンと大きくなったおっぱいから
まー驚くほど溢れ出るおっぱい。
す、すごい。。。
初めて便が出たときに、それはただ「便が出た」ということではなく
体ぜんたいの循環が回ってきた、と判断されていた。
体という自然を熟知されている佐久間先生。
小さな森におっぱいを吸われるたびに、キュウキュウと子宮が収縮していくのを
しっかり感じながら、わたしは何の不安もなかった。
ただただ、すごいなぁすごいなぁ、と体の神秘に敬服する思いでした。
わたしは、やっぱり、自然の力を信じているので、
できれば多くの女性が、自然なお産ができたらいいな、と心から思う。
なんだか偉そうに思われるかもしれないけれど、
私ほど酷い20代の食生活や生活をしていた人も珍しいでしょう(笑)
ってくらいの、こんな私でも産めたのです。
冷えも頭痛も、腰痛も生理痛もありました。
8cmもの子宮筋腫があるかもしれない、と言われたこともありました。
喘息、アトピーもありました。
でもほんとにただ、食事と生活を、より自然に、当たり前にしただけです。
佐久間早苗先生のような素晴らしい助産師さんがいるおかげで、
日本の女性はしあわせなお産ができること、
ほんとうにありがたいことです。
ありがとうございます。
お産をされる女性にはぜひ読んでいただきたいのがこちらの本。
本当に素晴らしいです。
薪割りやスクワットをしなくても、自然なお産はできるけど、、、、、、
産声もあげず、出てきておだやかにニコニコしているなんてことが
あるなんて・・・・
さらにさらに赤ちゃんのリズムに寄り添うお産。。。
ぜひ体験してみたいです。
次にもしお産をする機会に恵まれることがあったら
できたら自宅で産んでみたいと思います。
佐久間先生もおっしゃっていましたが、お産はご飯を食べたり、排泄したり、
洗濯したり、そんな生活のほんとうに、ごく一部のことだから。
たくさんのしあわせなお産がありますように。。。。
佐久間先生への感謝の気持ちをこめて。
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