ところで将来君といえば、臨月に入ってからなんだか家にあった
野口晴哉さんの『育児の本』を読んだばかりに、
出産は本来無痛で行われるもの
というのを信じていて、陣さんが始まっても
「ほんとに痛いの?痛いと思うから痛いんでしょ」などと
また呑気なことを言っていました(笑)
私もその本を読んでいたので、ほんとは思い込みなのかな、と希望的観測で
いたのですが、とーーんでもない!
さすがの晴哉さんも経験者ではないわけで、これは思い込みではない、と断定(笑)
でもやはり「痛い」と思うと、余計に痛いのは事実なわけで、
とりあえず「痛い」というワードは、頭の中から消すことにしました。
たぶん、「痛い」という言葉も一度も発しなかったかな。
そうすることによって、体が感じる実際の痛みもだいぶ違ったのではと思います。
そもそも実際にそれは今までに経験のない感覚で、
いわゆる「痛み」とも
なんとも種類の違う感覚だったような気がします。
だから陣痛の痛みは誰に聞いても「どんな痛み?」という問に対する、
正確な答えがない、、、
よくブルドーザーでお腹を走られるような、とか
スイカを鼻の穴から入れるような、とか
言われますが、、、
んなわけない(笑)
それは経験者にしか絶対にわからないからなんだなぁ、と。
私は痛みというより「ちから」「パワー」と感じました。
圧倒的なパワー。
という表現が一番近いような・・・・
話はそれましたが、佐久間助産院まで車で約1時間。
ふつうに考えたら、ちょっと家からは遠いと思われますが、あとから聞いたら
1時間前後はちょうどいいらしいです。
テレビでやるように、急に「う、うまれる~~~~~~」なんていう陣痛には
普通はぜったいならないわけで(笑)、ちょっと余裕を持って、ゆっくり向かう
くらいでちょうどいいんですって。
あっという間に生まれる人は実際にいるみたいですが、これは家系によるところが
大、だそうです。
お母さんが、「あなたはすぐ出てきちゃったのよー」という人は、そうなる可能性が
高いけど、普通~遅かった人は、まず無いとのこと。
と、ちゃんと事前に聞いてたのに、まったく私はきわめてご都合主義?な性格で、
マサキ君に「ちゃんとバスタオル持った?」なんて確認したりして(笑)
この時点でもまだ、「私は早く生まれちゃうんじゃないか」という勘違いを
拭いきれずにいました。
が、産院についてまたまた現実にぶち当たることになります。
つづく
2012年12月19日水曜日
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