2010年5月20日木曜日

さようなら 沢田としきさん



もう長いこと、沢田としきさんのことは思い出すことなく
日々生きていましたが、ことしに入ってケイタ夫人の蔵書の中に
↑の絵本をみつけ、大好きだった沢田さんと沢田さんの絵を思い出し
とっても幸せなきもちになって、宮下昌也さんの絵をみて、
「ちょっとさわださんぽいなぁ」と思いだし、(スミマセン、、、沢田さんの
方を先に知ったもので。。)、
昨日なんとなーく沢田さんの絵を見たくなって、インターネットで
検索してみたら、
沢田さんがお亡くなりになったことを知りました。



享年51歳だったそうです。
あまりにも若い。

アイランドツアーという旅行会社に入社してまもなく
社長のTさんが、バイクでお友達の沢田さんの仕事場に遊びに行くので
わたしも連れて行ってくださり、初めて紹介されました。

都会のど真ん中にいて仕事をしていて、
こんなにも優しいオーラの人がいるなんて、
まだ23才だったほとんど金髪のような小娘は
それはそれはビックリして、生まれて初めて出会った人種のような
新鮮な驚きと歓びにちかい感情を持った記憶があります。

側にいるだけでホンワリしてしまうような・・・


娘さんがいると聞いて、「こんな人がお父さんなんて、なんてうらやましい・・」
と思い。

丸めがねの男の人がステキに見えるようになりました。


まだジャマイカに夢中だった小娘に、アフリカの小さな村のできごとを
話してくださり、
「いつかアフリカに行ってみたいなぁ」と漠然とした、でも小さな夢を
胸に抱かせてくれました。


沢田さんが描いたキューバの絵の数々が2ヶ月ごとにめくられるカレンダー。


会社の壁に貼ってあり、ちらちらと仕事の合間に見ては
幸せな気持ちになっていました。



送る会が昨日から3日間、下北沢のラ・カーニャであるそうです。



Tさんに何度か連れて行ってもらった、このラ・カーニャで飲むラムは
なぜか格別に美味しかったなぁ。


いい人は、早く天使が迎えに来ちゃう。

このジンクスは、本当だと思う。


愛する人には、どうかいい人じゃなくなって欲しいと、思う。


ステキなステキな沢田としきさん。

どうか安らかに。。。

5 件のコメント:

  1. 私も先日「神に捧げるフラ」を踊れる友人を見送ったばかりです・・。


    本当に素敵な人から去って行く・・(T_T)

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  2. つきさん、

    コメントありがとうございます。

    ほんとに・・・ステキな人たちは、ステキな気をいっぱい外に出してるから、気が減っちゃうからなのかなぁと思ったりします(涙

    97才の元気な祖母は、「あたしゃ悪モンだからよ」と言っておりました。。

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  3. えっ、えっ、えっ。すごいショック。一度もお会いしたことなかったけれど、沢田としきさんのジャマイカやキューバの絵を、憧憬こめて何度眺めたことでしょう。東京の会社に行くたびに、オリジナルだーーと穴あくほど見てました。自分のスタイルがあって、見る人をやさしい気持ちにさせてくれる絵、ずっと私の憧れです。

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  4. すごく印象的な出会いだったんだね。
    そんな人にお会いできたなんて、アロエちゃんは幸せ者^^
    きっととても素敵な会話ができたんだろうな。
    羨まし・・・

    いい人は、早く天使が迎えにきちゃうって本当だよね・・・

    この本、ずっと気になってはいたんだけどまだ読んでない・・・
    でもこんなお話を聞いたら読まずにはいられないね。

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  5. れーこさん!!

    ほんと、わたしも実際お会いしたのは3回くらいしかないのにとてもショックでした。

    それだけ沢田さんの絵をとおして、沢田さんの存在を身近に感じていたんだなぁ、と。

    だからやっぱり絵ってすごいです。

    ricoartの絵も沢田さんの絵も、見ると心を洗ってくれるような、不思議なパワーがあります。


    シャランさん、

    そうですね、出会えただけでも幸せ者だぁ

    全ての出会いが奇跡ですね☆

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